天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アークスペクトル arc spectrum

水銀灯やナトリウムランプなど、ガス中の放電により励起されて出る輝線放射。天文学においては分光観測を行うときの波長校正に用いられる。可視光ではトリウム、近赤外線ではアルゴンを封入した放電管が用いられることが多い。

アーロンソン Aaronson, Marc

マーク・アーロンソン(Marc Aaaronson; 1950-1987)はアメリカの天文学者。キットピーク天文台の4mメイヨール望遠鏡で観測中の事故で死亡した。 アーロンソンはロスアンジェルスで生まれ、カリフォルニア[…]

あかつき探査機 Akatsuki

金星は厚い硫酸の雲に覆われているが、赤外線では金星の厚い雲を透かして内部の観測が出来る。金星は惑星の自転を60倍も上回る大気の回転(スーパーローテーション)が惑星規模で起こっていることが判っており、地球の気象とは異なる様[…]

明けの明星 morning star

夜明け前から薄明にかけて、東の空に明るく輝いて見える金星の俗称。 図の内惑星を金星とすると、西方最大離角近くの位置にあるときに明けの明星となる。宵の明星も参照。

アモールグループ Amor group

地球接近小惑星のうち、軌道長半径が1.0 au (au は天文単位)以上で、近日点距離が1.017 au(地球の遠日点距離)から1.3 au の小惑星をアモールグループと呼ぶ。アモール群、アモール型と呼ばれることもある。[…]

𝛂効果 alpha effect

アルファ効果を参照。

アルベド albedo

天体に入射するエネルギーと反射するエネルギーの比。反射率ともいい、0から1の間の無次元の値をとる。気象学や環境学では、地表面が太陽の光を反射する割合を指すことが多い。アルベドは、地表の場所毎に、また雪や雲に覆われるか否か[…]

いて座A Sagittarius A(Sgr A)

天の川銀河(銀河系)の中心に対応する電波天体。地球から見ていて座の方向に見える。初期の電波観測ではいて座で最も強い電波源であったため、この名で呼ばれるようになった。分解能が高い観測が行われるようになると、電波放射の特徴お[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

ウィーンの変位則 Wien's displacement law

黒体放射のスペクトル(プランク分布)の最大エネルギーを与える波長 $\lambda_{\rm max}$ とその黒体の温度 $T$ の積(または最大エネルギーを与える振動数と黒体温度の比)は定数になるという法則。以下の式[…]

SS433 SS433

わし座の特異天体(マイクロクェーサー)。見かけの明るさは約14等級で、6〜8等程度の星間吸収を受けている。コンパクト星(恒星質量ブラックホールか中性子星、主星)とおそらくは早期型星(伴星)からなる近接連星系である。伴星か[…]

SKA Square Kilometre Array(SKA)

1平方キロメートル電波干渉計を参照。

X線望遠鏡 X-ray telescope

X線は物質透過力が高いため、面にほぼ垂直に入射する構造の反射鏡は作れず、小角度で入射したときの全反射現象を利用して集光する。X線に対する金属の屈折率は真空の屈折率より少しだけ小さいため、全反射が起こるが、その臨界角(金属[…]

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]

L-S結合 L-S coupling

原子のエネルギー準位の近似的な計算方法。また、この近似法に従って分類されたエネルギー準位間の遷移の選択則のことを指す場合もある。ラッセル-ソーンダース結合ともいう。 電子の軌道角運動量とスピンの相互作用を含む相対論[…]

[OⅢ]線 [OⅢ] line

気相中にある2階電離した酸素原子が放出する禁制線。 許容線と呼ばれる通常の放射は電気的な双極子放射に対応していて放射性遷移確率が高いが、禁制線は電気四重極子や磁気双極子としての放射性遷移に対応しており、遷移確率が低い。[…]

音叉図(ハッブルの) (Hubble's)tuning fork diagram

ハッブル(E. Hubble)が考案した銀河の形態分類体系(ハッブル分類)を表現する図。1936年に出版された『The Realm of the Nebulae』(エール大学出版会; 邦訳『銀河の世界』戎崎俊一訳、岩波文[…]

オンザフライマッピング on-the-fly mapping

ラスタースキャン観測を参照。

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

化学進化(銀河の) chemical evolution of a galaxy

星生成活動に伴って銀河内の星間ガス中、および新たに生まれる星の大気中の金属量が増えること。ただし金属量とは、炭素より重い元素一般を指す。銀河の中で生成された大質量星は、生成されてから数百万年以内に超新星爆発を起こし、恒星[…]