天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"TG 群 拉人➡️【SMMFS.COM】关注购买tg粉,dOn"の検索結果(38件)

アメリカ国立光学赤外線天文学研究所 National Optical-Infrared Astronomy Research Laboratory: NOIRLab

アメリカの地上天文観測に関わる組織を運用する中枢的な研究所。現在はNOIRLabが正式名称となっている。 1984年にアメリカ国立科学財団が、全米天文学大学連合によって運営されていたキットピーク国立天文台とセロトロロ汎[…]

オゾン層 ozone layer

成層圏中に微量に存在するオゾン(酸素原子3個からなる分子で分子式はO3)の層のこと。濃度が最大となるのは高度約20 kmあたりである。太陽から届く紫外線の大部分はオゾン層で吸収されるので、人体や他の生命に有害な紫外線はほ[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

火球 fireball

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k[…]

カナダ-フランス-ハワイ望遠鏡 Canada-France-Hawaii Telescope(CFHT)

標高4200 mのハワイ島マウナケア山頂で、カナダ、フランス、およびハワイ大学が共同で運用する口径3.6 mの望遠鏡。完成は1979年で、マウナケア山頂に最初に建設された4 mクラスの大型望遠鏡である。 ホームページ:[…]

局所銀河群 Local Group

天の川銀河(銀河系)の属する銀河群。局部銀河群と呼ばれることもある。銀河系とアンドロメダ銀河を中心に、半径約1メガパーセク(1 Mpc=326万光年)以内にある少なくとも50-60個以上の銀河で構成されている。メンバー銀[…]

巨大メートル波電波望遠鏡 Giant Metrewave Radio Telescope(GMRT)

インドのタタ基礎研究所電波天体物理学センターが運用している電波干渉計。英名のGiant Metre Wave Radio Telescopeを略してGMRTとも呼ばれるインドのプネーの北約80 kmの地点を中心に、口径4[…]

銀河群 group of galaxies

明るい銀河を数個含む銀河の集団。孤立銀河と銀河団の中間の階層に位置づけられるが、銀河群と銀河団の間には明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)は局所銀河群という銀河群に属する。局所銀河群には少なくとも50-60個以上の銀河[…]

黒点 sunspot

太陽表面にあって温度が約4000 Kと低い(光球の温度は約6000 K)ために暗く見える構造。中心部で特に暗い暗部と、その周囲の半暗部と呼ばれる比較的明るく、筋状の構造を示す領域とに分かれる。典型的には光球で数千ガウスの[…]

コンパクト銀河群 compact group of galaxies

通常の銀河群よりもはるかに狭い領域に銀河が密集している銀河群。銀河の数密度は銀河団の中心部に匹敵する。典型的なコンパクト銀河群は、大きさが数10 キロパーセク(数10 kpc=10万光年)程度、内部の銀河の運動の速度分散[…]

コンパクト楕円銀河 compact elliptical galaxy

形状や光度は矮小楕円銀河に似ているが、表面輝度が飛びぬけて明るい銀河。 楕円銀河は暗くなるとともに中心表面輝度は明るくなるが、矮小楕円銀河および矮小楕円体銀河は、暗くなるとともに中心表面輝度も暗くなる。コンパクト楕円銀[…]

小惑星 asteroids

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星と準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうちおもに木星の軌道周辺より内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、小惑星帯(メインベルト)の小[…]

小惑星帯 asteroid belt

火星と木星の軌道の間で多くの小惑星が存在する領域のことを小惑星帯と呼ぶ。小惑星にはこの領域以外に、地球軌道近傍の軌道をもつ地球接近小惑星、木星と同じ軌道にあるトロヤ群小惑星があるため、これらと区別するため、小惑星帯にある[…]

赤外線 infrared ray

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線[…]

太陽系外惑星 extrasolar planet

太陽以外の恒星の周りを公転する惑星、つまり太陽系以外の惑星のこと。天文学分野では、太陽系の外惑星との混同を避けるため、単に系外惑星と呼ぶことも多い。英語では extrasolar planet や exoplanet と[…]

多天体分光器 multi-object spectrograph

一度に多数の天体を分光できるように工夫した分光器。分光だけでなく撮像観測機能も備えたものは多天体分光撮像装置などとも呼ばれる。望遠鏡の焦点面に天体位置に合わせた多数のスリットを通して分光するタイプ(マルチスリット型)と、[…]

超銀河団 supercluster of galaxies

銀河の集団である銀河団や銀河群が、複数個以上連なった大構造のこと。およそ1億光年程度以上の大きさを持つ。フィラメントと呼ばれるブリッジ構造を介して連なっている。大規模な銀河の赤方偏移サーベイなどによってその存在が明らかに[…]

超光速運動 superluminal motion

みかけ上、光速度を超えた速度で運動しているように見える現象。ある天体が、光速度に近い速度でわれわれの視線に対して斜め方向に近づきながら、電磁波を放射している場合、視線に垂直な天球面上で、その物体があたかも光速を超えて運動[…]

超新星残骸 supernova remnant

超新星爆発の後に残された星雲状の天体。英語名から作った略語のSNRと表記されることもある。爆発時に吹き飛ばされた恒星の外層は高速で膨張して、周囲の星間物質(星間ガス)との間に衝撃波を形成し、ガスが高温に加熱されて、数万年[…]

低表面輝度銀河 low-surface-brightness galaxy

表面輝度の低い銀河のこと。夜空(背景光)とのコントラストが低いため、観測で見落としやすく、光度関数を作成するときなどに注意が必要である。特に遠方宇宙では赤方偏移 z のマイナス4乗で表面輝度が減衰するため、観測が困難にな[…]