天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アルマ望遠鏡 Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

南米チリのアンデス山脈の中、標高5000mのチャナントール高原に建設された、周波数80-950 GHz帯のミリ波サブミリ波領域で稼働する電波干渉計。口径12 mと7 mのアンテナ計66台を最大基線長16 kmで展開し、大[…]

泡構造 bubbly structure

宇宙の大規模構造を参照。

ウォルフ-ライエ星 Wolf-Rayet star

高温で高光度の恒星、HR図上でもっとも左上の領域を占める。1867年にウォルフ(C.J.E. Wolf)とライエ(G. Rayet)によって幅の広い輝線だらけのスペクトルを示す奇妙な星として発見された。大質量星のなかでも[…]

渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

宇宙ジェット astrophysical jet

天体に周囲から降着するガスの一部が細く絞られて一方向または双方向に噴出するもの。ガスが細く絞り込まれる現象はコリメーション(収束)という。中心の天体の周りにはガスでできた降着円盤があると考えられている。英語の astro[…]

宇宙望遠鏡科学研究所 Space Telescope Science Institute: STScI

ハッブル宇宙望遠鏡(1990年打ち上げ)の運用と関連分野の研究発展のために、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学ホームウッドキャンパス内に1981年に設立された研究所。全米天文学大学連合(AU[…]

HST Hubble Space Telescope(HST)

ハッブル宇宙望遠鏡を参照。

SN1987A SN1987A

1987年2月23日に大マゼラン雲中で発見された超新星。B0.7~B3型星がII型超新星爆発を起こしたものと考えられている。爆発時の最大光度は絶対等級で MV=-15.9 等とされ、見かけの等級でも2.6等に達した。望遠[…]

エッジオン銀河 edge-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

円盤銀河 disk galaxy

銀河円盤(ディスク)を持つ銀河、すなわち渦巻銀河とレンズ状銀河の総称。形態分類、ハッブル分類も参照。

オリオン大星雲 Orion Nebula

オリオン座にある大きくて明るい星雲。単にオリオン星雲ともいう。三つ星の南に南北に並ぶ小三つ星(オリオンの剣に当たる)の中央に、4等星に相当する明るさで輝いており、肉眼でも認められる。M42(実際には北に隣接するM43も含[…]

音叉図(ハッブルの) (Hubble's)tuning fork diagram

ハッブル(E. Hubble)が考案した銀河の形態分類体系(ハッブル分類)を表現する図。1936年に出版された『The Realm of the Nebulae』(エール大学出版会; 邦訳『銀河の世界』戎崎俊一訳、岩波文[…]

改訂ハッブル分類 revised Hubble classification

ドゥ・ボークルール分類を参照。ハッブル分類も参照。

活動銀河核 active galactic nucleus

銀河の中には、中心部の非常に狭い領域から銀河全体を凌駕するような強い電磁波を放射しているものがある。このような銀河中心部領域を活動銀河核(しばしば AGN と略称される)といい、活動銀河核を持つ銀河を活動銀河という。活動[…]

共生星 symbiotic star

赤色巨星と白色矮星の連星系で、スペクトルに特異な特徴を持つ星。低温度星の分子吸収スペクトルと高温ガスからの輝線が同時に観測される。輝線は赤色巨星から白色矮星への質量移動によって形成された白色矮星周りの降着円盤から発せられ[…]

局所高温バブル Local Hot Bubble

太陽系を取り巻いて存在している半径100パーセク(100 pc=326光年)程度の大きさの高温低密度領域のこと。単に局所バブル(Local Bubble: LB)とも呼ばれる。軟X線の背景放射の観測からこの高温ガスの存在[…]

銀河 galaxy

多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー[…]

銀河合体 galaxy merging

2つ以上の銀河が重力によって合体して1つの銀河になること。銀河合体はどの時代の宇宙においても観測されるありふれた現象であるとともに、銀河進化において本質的役割を担う過程でもある。なぜなら、標準的な構造形成モデルである階層[…]

銀河間吸収 intergalactic absorption

銀河やクェーサーから出た光がわれわれに届くまでに銀河間空間の物質によって吸収されること。銀河間空間にはさまざまな規模のガス雲や希薄なガスが存在している。それらのほとんどは暗すぎて直接検出することはできないが、もし背後に明[…]

クェーサー quasar

最も明るい部類の活動銀河核(AGN)。もともとは、恒星(点源)のように見える天体(quasi-stellar object)という意味の英語から作られた造語であり、日本語では準星あるいは準恒星状天体と訳されることもある。[…]