天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ウィルソン山天文台 Mount Wilson Observatory

アメリカのカリフォルニア州のパサデナ郊外にある標高約1700 mのウィルソン山頂にある天文台。 ヘール(G.E. Hale)は1902年に、実業家アンドリュー・カーネギーが分野を問わず自然科学研究を支援するワシント[…]

宇宙原理 cosmological principle

宇宙論において、「宇宙には中心も端もなく、宇宙空間の各点は本質的に同等である」という原理で、宇宙が大域的に一様かつ等方であることを意味するものである。細かなスケールで見ればこれが正しくないことは明白であるが、数10メガパ[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

火球 fireball

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k[…]

慣性主軸 principal axis of inertia

一般に、剛体の角運動量ベクトル $\boldsymbol{L}$ と角速度ベクトル $\boldsymbol{\omega}$ には という関係が成立する。一般に $I$ は行列量(慣性モーメントテンソル)になるが[…]

軌道傾斜角 (orbital)inclination

太陽の周りを回る惑星などの軌道は、近似的にはある一つの平面内にあると考えてよい。この平面をその惑星の軌道面と呼ぶが、基準となる面と軌道面とがなす角度 I のことを軌道傾斜角と呼ぶ。軌道要素も参照。

減光 extinction

一定方向に進行する電磁波が物質による吸収や散乱を受け、前方に到達するエネルギー総量が減ること。星間減光も参照。

減光曲線 extinction curve

星間減光曲線を参照。

高アルミニウムカルシウム含有物 Calcium-aluminium-rich inclusion

CAIを参照。

光速度不変の原理 principle of invariant light speed

真空中での光の伝播速度は一定の値(真空の光速度)で、光を放出した物体や観測者の速度に依存しないという原理。歴史的にはマイケルソン-モーリーの実験により確立された。アインシュタイン(A. Einstein)はこの原理に基づ[…]

CAI calcium-aluminum-rich inclusion

炭素質隕石に含まれる、アルミニウムとカルシウムに富む白色の包有物。Calcium-aluminium-rich inclusionの略語で、高アルミニウムカルシウム含有物とも呼ぶ。高温の原始太陽系円盤のガスから最初に凝縮[…]

磁気ピンチ力 magnetic pinching force

プラズマ中にねじれた磁力線があるとき、ねじれた磁力線内にプラズマを閉じ込めておこう とするように働く力。磁力線方向に磁場が縮もうとする磁気張力に起因する。

斜入射型X線望遠鏡 grazing-incidence X-ray telescope

X線望遠鏡を参照。

主量子数 principal quantum number

原子内での電子の軌道は量子力学で予言されるように飛び飛びのエネルギー固有値に対応するものとなる。このうち、電子の動径方向の波動関数を規定する量子数のこと。慣例として変数 n で表され、電子の存在確率密度が最も高くなる点が[…]

スピッツアー Spitzer, Lyman Strong, Jr.

スピッツアー(Lyman Spitzer Jr.;1914-97)はアメリカの理論物理学者・天文学者。オハイオ州トレド生れ、イェール大学に学び、プリンストン大学で1938年に天体物理学で学位を取得。33歳でラッセルの跡を[…]

星間減光 interstellar extinction

一定方向に伝搬する電磁波が物質による吸収や散乱を受け、前方に到達する電磁波のエネルギー総量が減少することを減光と呼ぶ。 星間空間を伝搬する波長 $\lambda$ の電磁波が、星間空間に存在している物質によりさえぎ[…]

星間減光曲線 interstellar extinction curve

一般の星間空間における選択減光のスペクトルのこと。 星間減光の波長依存性、すなわち選択減光の波長依存性を表す曲線のこと。通常は、縦軸を規格化された星間減光 $A(\lambda)$ あるいは選択減光  $E(\lamb[…]

選択減光 selective extinction

基準となる波長での星間減光と比べて特定の波長における相対的な星間減光を表す言葉。通常は、波長$λ$ の星間減光$A(λ)$とVバンド(中心波長0.55 μm)の星間減光$A(V)$の差、$E(λ-V)=A(λ)-A(V)[…]

大気減光 atmospheric extinction

地球大気中の分子による大気吸収と、ダストなどの微粒子による散乱の効果を足し合わせた、大気による減光量。可視光では大気吸収はほとんどないが、大気中の分子やエアロゾルと呼ばれる大気中に浮遊する微粒子により散乱を受け、エアマス[…]

大気分散 atmospheric dispersion

空気の屈折率の変化に起因する大気差は波長によって異なるため、波長による天体の見かけの位置のずれ、すなわち天体の色のにじみとして観測され、これを大気分散と呼ぶ。大気分散は低高度であるほど大きく、可視光での低高度の観測時など[…]