天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ICカタログ IC catalogue

星団、星雲、銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体を集め、その天球上での位置を示したカタログ。NGCカタログを補足するものとしてドライヤー(John Dreyer; ドレイヤーとも表記)が発表したインデックスカ[…]

アルマ望遠鏡 Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

南米チリのアンデス山脈の中、標高5000mのチャナントール高原に建設された、周波数80-950 GHz帯のミリ波サブミリ波領域で稼働する電波干渉計。口径12 mと7 mのアンテナ計66台を最大基線長16 kmで展開し、大[…]

Ⅰa型超新星 type-Ia supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。水素のスペクトル線が見られるⅡ型と見られないⅠ型とに大別されるが、I型でもシリコンのスペクトル線が見られるものがⅠa型と分類される。 Ⅰa型は、連星[…]

位置-速度図 position-velocity diagram

天球上で指定した線に沿ってスペクトルを並べ、一方の軸を線に沿った位置、他方の軸を波長ないし周波数とし、後者をドップラー効果による視線速度の違いとして表した2次元の強度分布図のこと。英語で位置はposition、速度はve[…]

渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

H𝛂線 H𝛂 line

水素原子が放射するバルマー線(バルマー系列を参照)のうち、主量子数n=3とn=2のエネルギー準位のあいだを電子が遷移するときのスペクトル線である(n=3からn=2への遷移では輝線、n=2からn=3の遷移では吸収線)。可視[…]

エッジオン銀河 edge-on galaxy

銀河および銀河の形態分類を参照。

NGCカタログ NGC catalogue

デンマーク生まれでアイルランドで活動した天文学者ドライヤー(John Dreyer; ドレイヤーとも表記)が1888年に発表した、星団、星雲、銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体の天球上での位置と様相を示した[…]

[OⅢ]線 [OⅢ] line

気相中にある2階電離した酸素原子が放出する禁制線。 許容線と呼ばれる通常の放射は電気的な双極子放射に対応していて放射性遷移確率が高いが、禁制線は電気四重極子や磁気双極子としての放射性遷移に対応しており、遷移確率が低い。[…]

ガス星雲 gaseous nebula

星間物質が周辺より高い密度で集まり、明るく輝いたり、あるいは光を吸収して黒く(暗く)なったりして、雲のように見える天体を一般的に表す言葉。星雲という名前だが星ではない。また、ガス星雲の種類として暗黒星雲があるが、ダークマ[…]

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

狭帯域測光 narrow-band photometry

中心波長の1/50-1/200程度の幅しかない非常に透過幅の狭い狭帯域フィルターを用いた測光観測のこと。これに対し中心波長の数分の1の波長幅を持つフィルターでの測光観測は広帯域測光と呼ばれる。狭帯域測光は主に水素や酸素な[…]

キロノバ Kilonova

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という[…]

銀河 galaxy

多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

銀河回転 galactic rotation

渦巻銀河やレンズ状銀河の中心に対して円盤部(銀河円盤)が示す回転運動。軸対称を仮定すると、銀河回転は銀河中心からの距離の関数として示すことができる。これを銀河の回転曲線と呼び、渦巻銀河の運動学的特徴を表す重要な観測量の一[…]

銀河合体 galaxy merging

2つ以上の銀河が重力によって合体して1つの銀河になること。銀河合体はどの時代の宇宙においても観測されるありふれた現象であるとともに、銀河進化において本質的役割を担う過程でもある。なぜなら、標準的な構造形成モデルである階層[…]

銀河団 cluster of galaxies

明るい銀河を100個程度以上含む銀河の集団。銀河以上の階層構造のうち自己重力系としては最大の構造。ただし、小規模な銀河団と大規模な銀河群との間に明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)から最も近い銀河団は、距離約18メガパ[…]

形態分類 morphological classification

見かけの形状に基づいて銀河を分類する手法。銀河研究の初期から、写真乾板に写った銀河の画像を熟練した天文学者がルーペなどで詳細に観察して分類体系を提案してきた。この手法による形態分類が行われた銀河は1万個に満たない。 1[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]