天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アインシュタイン係数 Einstein coefficient

原子や分子など、ガスを構成する粒子が電磁波を放射・吸収する素過程についてアインシュタインが導入した現象論的な係数で3種に分けられる。差が $\Delta{E}$である2つのエネルギー準位間での状態変化に伴い放射・吸収され[…]

色温度 color temperature

太陽などの天体が放射する光の放射強度の波長(または周波数)分布を黒体放射で近似したときの、その黒体放射の温度のこと。色温度が高くなると青く見え、低くなると赤く見える。太陽光の色温度は有効温度5780Kと概ね一致する。

色指数 color index

測光システムにより定義される異なるバンドで測定された等級の差。短い波長帯での等級から長い波長帯での等級を引いた値で(等級は明るいほど小さくなるため)、色指数が小さいほど高温で青く(シリウスはB-V=0.00)、大きいほど[…]

色超過 color excess

天体固有の(真の)色と観測される色の差。天体からの光は、星間ダストなどの星間物質や地球大気による吸収・散乱の影響により、観測されるまでの間にいくらかの光が失われる。この効果を減光と呼ぶが、波長の短い青い光ほどより多く減光[…]

ウィーンの近似式 Wien's approximation

黒体放射のエネルギー分布のうち、強度のピークよりも高周波数側を表す近似式のこと。この近似の語源となっている研究者名の原語(ドイツ語)発音を重視してヴィーンの近似式と表記する場合もある。 温度$T$の黒体放射の単位周波数[…]

ウィーンの変位則 Wien's displacement law

黒体放射のスペクトル(プランク分布)の最大エネルギーを与える波長 $\lambda_{\rm max}$ とその黒体の温度 $T$ の積(または最大エネルギーを与える振動数と黒体温度の比)は定数になるという法則。以下の式[…]

宇宙線 cosmic ray

宇宙空間に存在する高エネルギーの放射線や、それらが宇宙空間を伝搬する過程や地球大気に入射した際に作る放射線のこと。前者は1次宇宙線、後者は2次宇宙線と呼ばれる。1912年にオーストリアの物理学者ヘス(V.F. Hess)[…]

宇宙マイクロ波背景放射 cosmic microwave background radiation (CMB)

宇宙の晴れ上がりの時点(宇宙誕生後約38万年)から届く黒体放射。熱い火の玉状態であった初期宇宙からの光子が、宇宙膨張とともに温度を下げながら、マイクロ波の波長域にピークを持つ黒体放射として現在の宇宙を満たしている。この放[…]

X線バースト X-ray burst

X線バーストは数秒から数十秒の間、X線で爆発的に輝く天体現象である。X線バーストを発生させる天体をX線バースターという。典型的なバーストの間隔は数時間から1日の範囲にある。バーストのスペクトルは黒体放射のスペクトルによく[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

乾板定数 plate constant

天体画像において、画像上の $(x,y)$ 座標と、その画像に投影された天球面上の座標(標準座標)との対応関係を表す係数のこと。もともとは写真乾板(photographic plate)が検出器として使用されていたため、[…]

希釈因子(放射の) dilution factor

温度が推定できる放射スペクトルの強度を、同じ温度の熱平衡状態の放射量(黒体放射)で割った値。 ある特定の温度 T の黒体放射を放出している天体を観測する場合、電波望遠鏡などのビーム(視野)が天体の見かけの大きさ(面[…]

輝度温度 brightness temperature

電磁波の放射強度を示す物理量。天体の輝度 $I_\nu$ に対して、 で与えられ、その物理次元は温度になる。ここで、$\nu$ は電磁波の周波数、$ k_\mathrm{b}$ はボルツマン定数、$c$ は真空中の[…]

CALET検出器 CALET detector

CALorimetric Electron Telescopeからつけた略称。 2015年8月19日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機によって打ち上げられ、国際宇宙ステーション[…]

銀河進化 galaxy evolution

銀河が時間とともに姿や形を変えていくこと。銀河進化の骨格をなすのは星生成による星の増加であるが、それとともに質量や形態や色などのさまざまな属性も変化する。銀河進化を調べる最も直接的な方法は過去の(すなわち遠方の)銀河を観[…]

クラスⅠ天体 class I object

形成されて間もない若い天体を観測的に分類するための名称。前主系列星の分類には、次式で定義される、波長2.2 μm と25 μmの赤外線波長域でのスペクトルの傾きを表す指標 $\alpha$ が用いられる。 ここで、[…]

ケルビン-ヘルムホルツ時間 Kelvin-Helmholtz timescale

天体が電磁波(光子)を放射してエネルギーを失うために重力収縮する場合の収縮の時間スケールのこと。 天体が持っている熱エネルギーを放射により失う時間スケールである。 星などの通常の天体はその表面(光球面)温度に対応する黒体[…]

COBE衛星 COBE satellite

1989年に打ち上げられたアメリカの人工衛星で、Cosmic Background Explorer(宇宙背景放射探査衛星)の頭文字を取ってCOBE衛星と呼ばれた。 FIRAS(Far-Infrared Absolut[…]

黄緯 ecliptic latitude

黄道座標系を参照。

光学くさび optical wedge

ガラスなどの光を透過する薄板の表面に、一方の端からもう一方の端に向かって一定の割合で光の透過率が変わるような処理をした光学素子。これを写真乾板や写真フィルムの前に置いて一様な光で露光し現像すると、露光量の変化に伴って写真[…]