天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アタカマ・パスファインダー実験機 Atacama Pathfinder Experiment

南米チリのアタカマ砂漠にある口径12mのサブミリ波電波望遠鏡。英語名 Atacama Pathfinder EXperiment の頭文字を取って APEX と呼ばれることが多い。ドイツのマックスプランク電波天文学研究所[…]

暗黒ハロー dark matter halo

ダークマターハローを参照。

Ⅰa型超新星 type-Ia supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。水素のスペクトル線が見られるⅡ型と見られないⅠ型とに大別されるが、I型でもシリコンのスペクトル線が見られるものがⅠa型と分類される。 Ⅰa型は、連星[…]

インテグラル衛星 INTEGRAL satellite

(INTErnational Gamma-Ray Astrophysics Laboratory) ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が米国、ロシア、チェコ、ポーランドの協力のもとに2002年10月17日にカザフスタン・バイ[…]

HK線 H and K lines

1階電離したカルシウムイオン起源のスペクトル線で、太陽の分光スペクトルで観測されるフラウンホーファー線の中で最も強く幅の広い共鳴2重線。静止波長はH線が396.8 nm、K線が393.4 nmである。H線やK線の名前はフ[…]

エイベル,ジョージ Abell, George

エイベル(George Ogden Abell;1927-1983)は主に銀河群、銀河団の研究をしたアメリカの天文学者。ロサンゼルスのグリフィス天文台のツアーガイドとして天文学のキャリアをスタートさせた後、ウィルソン山お[…]

S/N比 S/N ratio

観測しようとしている信号が、雑音に対してどの程度の振幅ないしパワーを持っているかを示す指標。信号対雑音比あるいはSNRともよぶ。S/N比が高いものほど確度が高い情報であるといえる。雑音等価電力、ダイナミックレンジも参照。

NFWプロファイル NFW profile

ナバーロ(J.F. Navarro)、フレンク(C.S. Frenk)、ホワイト(S.D. M. White)の3人が1996年に提唱したダークマターハローが持つ普遍的な密度分布プロファイルの名前であり、3名の頭文字を取[…]

オールト Oort, Jan Hendrik

オールト(Jan Hendrik Oort;1900-92)はオランダの天文学者。フリースランド州、フラネカー生れ。グローニンゲン大学でカプタイン(J.C. Kapteyn)のもとで学び大学を卒業したが、1922年にアメ[…]

会合周期 synodic period

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て[…]

階層的集団化モデル hierarchical clustering model

軽い銀河が最初に生まれ、それらが集合合体を繰り返して重い銀河や銀河の集団ができたとするモデル。われわれの宇宙のように冷たいダークマターが物質の大部分を占める宇宙では、銀河は必然的にこのように進化する。このモデルにおいて本[…]

回転曲線(銀河の) rotation curve

円盤銀河において、銀河円盤の星やガスは銀河中心の周りを同じ方向に回転している。回転速度を銀河中心からの距離の関数として描いたものを回転曲線という。多くの円盤銀河では、回転曲線は銀河中心から剛体回転のように立ち上がって数 […]

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

気候変動に関する政府間パネル Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC)

通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

銀河計数 galaxy counts

一定の空の方向に観測される銀河の数を指し、一般に1平方度の中にある銀河数を単位等級当たりの数(deg-2 等級-1)にして等級の関数として表す。観測される銀河計数は、膨張宇宙の単位共動体積に含まれる銀河の数で決まり、また[…]

銀河進化 galaxy evolution

銀河が時間とともに姿や形を変えていくこと。銀河進化の骨格をなすのは星生成による星の増加であるが、それとともに質量や形態や色などのさまざまな属性も変化する。銀河進化を調べる最も直接的な方法は過去の(すなわち遠方の)銀河を観[…]

銀河進化モデル galaxy evolution model

銀河進化を記述するモデル。その物理的基礎となるのは、原始密度ゆらぎから生まれたダークマターハローが集合合体によって成長するという、階層的集団化モデルである。最初のダークマターハローは星を含んでいなかったが、流入したガスが[…]

銀河団ガス intracluster gas

銀河団の内部に充満している数千万度から1億度の高温ガス。ガスは電離状態にあり、X線を放射している。銀河団ガスは銀河団の全バリオンの約8割(質量比)を担っており、星は残り2割に過ぎない。銀河団ガスは、主にダークマターで決ま[…]

銀河ハロー galactic halo

渦巻銀河の円盤を包みこむように丸く分布している星の成分。単にハローともいう。バルジや銀河円盤に比べて密度が圧倒的に低いため、観測が難しい。天の川銀河(銀河系)はハローが詳細に観測されている数少ない銀河の一つである。銀河系[…]