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電波ローブ

 

よみ方

でんぱろーぶ

英 語

radio lobe

説 明

1. 電波銀河クェーサーに付随して見つかる電波で広がった構造。活動銀河核から吹き出すジェットの末端に見え、このジェットによって中心核から供給される相対論的電子によって電波を放射していると考えられている。銀河を中心に両側に見える場合が多い。

2. 天の川銀河銀河系)の中心方向で見つかった電波連続波を放射する 1°×1° ほどのΩ型の構造。Ωローブとも呼ばれる。銀河面上 $\ell$ = 0.2° および $\ell$ = 359.5° 付近から銀河座標系での北側に伸びており、b=+1° 付近でつながっている。銀河座標で東側は電波アークやその延長である偏波ローブと一体であるようにも見える。また、銀河面上では多数の天体が重なって見えるため、どのような構造になっているかは定かでない。成因については天の川銀河の中心付近で生じた爆発の衝撃波が非等方的に膨張したものを見ているとする説があるが、まだよくわかっていない。

2023年05月11日更新

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    電波銀河はくちょう座Aに付随する電波ローブ。米国立電波天文台のVLAを用いた波長6cmでの電波画像。2つの電波ローブの中間に点状に見えるのがはくちょう座Aの銀河中心核である。(画像出典:NRAO/AUI; Perley et al. 1984, ApJ 285, L35)
    *野辺山45m電波望遠鏡で観測した天の川銀河中心方向の波長3cmの電波画像。中心で白く塗りつぶされたところが、いて座Aと電波アーク。そこから高銀緯方向に吹き上がる泡の縁のように2筋伸びて見えるのが電波ローブ(Handa et al. 1987, PASJ 39, 709)。