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電波アーク

 

よみ方

でんぱあーく

英 語

radio arc

説 明

天の川銀河の中心付近に見える特異な構造の電波天体。過去には、いて座A*と一体の天体と見なされていたこともあったが、VLAによる高分解能観測の結果、複数のフィラメント状の構造がほぼ平行して並んでいることがわかった。その直後には、野辺山45 m電波望遠鏡やエッフェルスベルク100 m電波望遠鏡による偏波観測によって、フィラメントに沿った磁場があること、さらに高銀緯の部分にまで伸びた構造が偏波した電波の構造として続いていることがわかった。これらの結果から、電波アークはいて座A本体とは独立した、銀河面に垂直方向に伸びる磁場構造の一部だと考えられている。高銀緯にまで続く部分は、偏波プルームあるいは偏波ローブと呼ばれている。

2019年06月09日更新

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    米国立電波天文台のVLAで観測した、波長20cmの電波で見た、いて座A。左上から右下に筋状に伸びているのが電波アーク。この画像は上が赤道座標の北になっており、銀河面は左上から右下に60°ほど傾いて通っている。