天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

量子雑音

 

よみ方

りょうしざつおん

英 語

quantum noise

説 明

量子力学的な起源で発生する物理量のゆらぎ(雑音)を、量子雑音と呼ぶ。このうち、入射光子数や半導体検出器中の電子数のゆらぎに起因するものは、特にショット雑音と呼ばれる。電波天文学で広く使われているヘテロダイン受信機のように、位相情報も保持した検出法の場合は、位相上の量子雑音もまた問題となる。量子雑音の電力は、レイリー-ジーンズの近似式で計算した入力換算温度にして、T = hν/kB(ただし hkB はそれぞれプランク定数ボルツマン定数)で表され、高周波側ほどその影響が顕著になる。雑音も参照。

2023年05月11日更新

この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。

受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。

    関連画像

    画像をクリックすると拡大されます