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量子雑音

 

よみ方

りょうしざつおん

英 語

quantum noise

説 明

量子力学的な起源で発生する物理量のゆらぎ(雑音)を、量子雑音と呼ぶ。このうち、入射光子数や半導体検出器中の電子数のゆらぎに起因するものは、特にショット雑音と呼ばれる。電波天文学で広く使われているヘテロダイン受信機のように、位相情報も保持した検出法の場合は、位相上の量子雑音もまた問題となる。量子雑音の電力は、レイリー-ジーンズの近似式で計算した入力換算温度にして、T=\frac{h\nu }{ k_{\rm B}}(ただしhk_{\rm B}はそれぞれプランク定数ボルツマン定数)で表され、高周波側ほどその影響が顕著になる。雑音も参照。

2018年04月19日更新

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