天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

地動説 heliocentrism

1543年にコペルニクス(N. Copernicus)が、当時の標準的な宇宙観であった天動説に対して提示した説。惑星は中心にある太陽の周りを公転するとした。学術上の名称は「太陽中心説(heliocentrism)」である[…]

千鳥格子 staggered grid

計算格子の一種。千鳥格子では、すべての物理量を格子点上に割り当てるのではなく、ある特定の物理量を格子点と格子点の中点に割り当てる。密度などのスカラー量を格子点に、速度や磁場などのベクトル量を格子点と格子点の中点に割り当て[…]

地平座標系 horizontal coordinate system

天文座標系の一つで観測者を中心とした座標系。天体の位置は高度と方位(方位角)で表す。観測者の真上にあたる方向を天頂と呼ぶ。これは観測地における測地楕円体面の垂線方向に等しい。また、天頂を通り、南北を結ぶ大円を子午線と呼ぶ[…]

地平視差 horizontal parallax

地心視差を参照。

地平線(宇宙の) horizon(cosmic)

地球上のある場所にとどまっている限り地平線の向こう側を見ることができないのと同様に、宇宙でもある距離以上の場所とは因果関係を持てない。これは、相対性理論の要請により光速以上で情報が空間中を伝わらないことに起因する。 因[…]

地平線問題 horizon problem

古典ビッグバン宇宙論では宇宙は常に減速的な膨張をするため、スケール因子を時間のべきで表した場合、そのべき指数は必ず1より小さくなる。一方、粒子の地平線もハッブル地平線も時間に比例して増大するので、より遠くの座標距離にある[…]

チベットASγ実験 Tibet AS-gamma experiment

日中共同で中国チベット自治区の羊八井 (ヤンパーチン) 宇宙線観測所 (東経90.5度、北緯30.1度、標高4,300 m) に建設された宇宙線観測装置。面積 0.5 m$^2$ の地表粒子検出器 597台を約65,00[…]

地方恒星時 local sidereal time

恒星時を参照。

地方時 local time

世界の地方毎に使われている時間の総称。厳密には以下のものがある。平均太陽時に経度差の分だけ補正した時刻を地方平均時あるいは地方平時(LMT; local mean time)と呼ぶ。地球は1日に360°回るので、経度15[…]

地方標準時 local standard time

地方時を参照。

チャープ波形 chirp waveform

周波数が時間的に変化するような波の形。特に重力波天文学においては、中性子星あるいはブラックホールからなる連星が衝突して合体する際に、振幅と周波数が徐々に大きくなっていき、合体直前に急上昇するような重力波が発生されることが[…]

CIAO CIAO

すばる望遠鏡の第一期共同利用観測装置のひとつ。Coronagraphic Imager with Adaptive Opticsの略語で、チャオと呼ばれる。すばる望遠鏡用の初代コロナグラフであり、8m級望遠鏡用の専用コロ[…]

チャネルマップ channel maps

天体は内部運動を持つので、広がりを持つ天体の放射する輝線スペクトルは天体内の場所毎の視線速度に対応する波長で観測される。そこで、天体内の速度構造を知るためには、一定の視線速度の範囲ごとの輝線スペクトルの平均強度の分布図を[…]

チャンドラー周期 Chandler period

チャンドラー揺動を参照。

チャンドラー揺動 Chandler wobble

極運動の代表的な成分。地球のような回転楕円体の理論的な自由回転運動は約300日周期のオイラー運動であるが、地球は完全な剛体でないため、実際に観測されるのは430日程度の周期(チャンドラー周期)のチャンドラー揺動となる。1[…]

チャンドラ衛星 Chandra X-ray Observatory

(Chandra X-ray Observatory) 1999年7月にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたX線天文学 衛星で、スペースシャトルにより軌道に投入されたグレートオブザーバトリーズ(Great Obse[…]

チャンドラセカール Chandrasekhar, Subrahmanyan

スブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar;1910 - 95)はインド出身のアメリカ天体物理学者。 ラホール(パキスタン)で生れ、マドラス(現在のチェンナイ)で育った[…]

チャンドラセカール限界質量 Chandrasekhar limit

絶対温度が0度の電子の縮退圧により支えられる天体(白色矮星や大質量星中心の縮退した鉄のコアなど)が安定して存在できる質量の上限値。単にチャンドラセカール質量とも言う。チャンドラセカール限界質量の値は天体の化学組成による。[…]

チャンドラヤーン計画 Chandrayaan

インドの宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation:ISRO)が行っている一連の月探査計画。チャンドラヤーンはサンスクリット語の「チャンドラ」(月)と「ヤーナ」(乗り物)による合成[…]

中央標準時 Central Standard Time(CST)

協定世界時+9時間で定められる日本の標準時を法律上は中央標準時、一般には日本標準時(JST: Japan Standard Time)と呼ぶ。後者(JST)が広く用いられている。もともと時刻は平均太陽時に代表されるように[…]