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プトレマイオス Ptolemaeus, Claudius

プトレマイオス(Ptolemaeus;c.90 - 168)は古代ギリシアの天文学者・地理学者。英語ではトレミー(Ptolemy)とも呼ばれる。天動説に基づいた著書、『アルマゲスト』は永く天文学の権威として読まれた。エジ[…]

フラウンホーファー回折 Fraunhofer diffraction

平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 十分に離れた位置で観測される回折現象。波長が λ 、スリットのサ イズが D のとき、距離が D2/λ より遠い場合に適用できる。フレネル回折の距離が無限遠の[…]

プラズモイド plasmoid

一定の磁場構造をともなったプラズマの塊のこと。太陽フレアの際にはプラズモイドができて上空へ噴出する現象がしばしば見られ、地球磁気圏でもプラズモイドが太陽と反対側にできて惑星間空間へ吹き出して行く現象が見られる。 […]

ブラッグ回折 Bragg diffraction

結晶のような周期的な構造を持つ物質に対して、ある波長λ の光が入射するとき、結晶面となす角度をθ として、ブラッグ(W.L. Bragg)の条件 nλ=2d sin θ(n は次数と呼ばれる正の整数、d は結晶の格子間隔[…]

フラット補正 flat field correction

通常、天体観測においては、望遠鏡および観測装置の光学系や検出器そのものの特性により、観測装置の検出器上に光検出感度ムラが生じる。これを補正することをフラット補正、もしくはフラットフィールディングという。天体観測とは別に([…]

ブラッドレー Bradley, James

イギリスの天文学者(1693-1762)。光行差の発見者。オックスフォード大学をでて天文学を研究し、地動説で期待される恒星の年周視差を測ろうと、天頂を通過するりゅう座ガンマ星の観測をしていて、地球の軌道運動による光行差を[…]

プランク関数 Planck function

絶対温度 T で物質と熱平衡状態にある放射(黒体放射)のスペクトルエネルギー分布を与える関数。プランク分布とも言う。プランクの法則を参照。

フレア solar flare

太陽外層大気において発生する現象で、数分から数時間という時間に1029 ergから1032 ergもの巨大な磁気エネルギーが熱エネルギー、運動エネルギー、粒子加速エネルギーなどに変換される。これと同じ現象で、より解放エネ[…]

フレネル回折 Fresnel diffraction

平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 近い位置で観測される回折現象。開口部の各点からの(電磁)波の 干渉により計算される。開口の形状に、縁による回折の効果が加わ ったものと考えることができる。フラ[…]

分配関数 partition function

統計力学において、ある系の物理量の平均を計算する際の規格化定数。状態和ともいう。ある閉鎖系において、それぞれのエネルギー固有状態をとる確率は温度の関数として表せる(カノニカル分布)が、とり得るすべてのエネルギー固有状態に[…]

放射化 radioactivation

もともと放射性のない同位体(核種を参照)が、放射線を浴びることによって放射性同位元素となること。人工衛星の軌道上では、検出器を構成する元素が宇宙線や太陽フレア粒子との核反応により放射化し、検出器の雑音を変化させる原因とな[…]

放射性崩壊 radioactive decay

ある核種(原子番号と質量数で区別される原子核の種類)が、自発的に放射線を放出(または核外の電子を吸収)して、別の核種に転換したり、エネルギー準位が変化すること。壊変ともいう。放出する放射線の種類によりアルファ崩壊、ベータ[…]

放射補正 bolometric correction

可視Vバンドでの等級と放射等級(全波長域を考慮した等級)の差。B.C.(bolometric correctionの頭文字)と略される。輻射補正ともいう。星の各スペクトル型について求められており、これによってVバンドでの[…]

星質量関数(銀河の) stellar mass function of galaxies

宇宙の単位体積の空間内にある銀河の個数をその銀河の星質量の関数として表したもの。質量関数も参照。

窓関数 window function

フーリエ変換を使うスペクトル解析などの分野で、無限区間で定義されている関数 f(x) (-∞<x<∞)の有限区間(a ≦ x ≦ b)だけを取り出すために用いられる関数。窓関数 w(x) は w(x) ≠ 0 (a […]

有効アンテナ開口面積 antenna effective aperture

アンテナの物理的な面積 Ap のうち、電波を受信するのに有効に使われる面積 Ae をいう。 Ap に対する Ae の比はアンテナ開口能率と呼ばれる。有効アンテナ開口面積が物理的な面積より小さい理由は、副鏡やそれを支える支[…]

有効温度 effective temperature

代表的な星の温度の定義。 星の半径を $R$、光度を $L$ とするとき、 となる $T_e$ が有効温度である。ここで $\sigma$ はシュテファン-ボルツマン定数。これは、半径 $R$ の黒体球から[…]

有効半径(銀河の) effective radius

銀河の全光度の半分を含む半径のこと。半光度半径とも呼ばれる。銀河の典型的な大きさを表す指標として用いられる。銀河の表面輝度プロファイルをドゥ・ボークルール則や指数法則で近似して求めることが多い。ペトロシアン半径やクロン半[…]

誘導方程式 induction equation

電磁流体中で磁場 $B$ の時間発展を扱う式で、速度場 $v$ 、電流密度 $j$ と磁気拡散係数 $\eta$ を用いて、 と記述される。右辺第1項は磁力線が流体とともに運ばれることを、また第2項は磁場の拡散効[…]

ヨーロッパ南天天文台 European Southern Observatory(ESO)

南天の観測を目指して1962年に欧州の5か国で発足した国際天文台。通称はESO(イーソー)。2021年時点では、オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリー、オランダ[…]