有効アンテナ開口面積
よみ方
ゆうこうあんてなかいこうめんせき
英 語
antenna effective aperture
説 明
アンテナの物理的な面積()のうち、電波を受信するのに有効に使われる面積(
)をいう。
に対する
の比はアンテナ開口能率と呼ばれる。有効アンテナ開口面積が物理的な面積より小さい理由は、副鏡やそれを支える支柱(ステイ)によるブロッキング、アンテナのサイドローブを減らすために主鏡外周部に対する受信感度を減らすこと、主鏡などに鏡面誤差(凹凸)があること、主鏡の反射率が1より小さいことなどによる。アンテナの全ビーム立体角
および観測波長
との間には、
の関係がある。アンテナ開口能率も参照。
2018年04月20日更新
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