ブラッグ回折
よみ方
ぶらっぐかいせつ
英 語
Bragg diffraction
説 明
結晶のような周期的な構造を持つ物質に対して、ある波長の光が入射するとき、結晶面となす角度を
として、ブラッグ(W.L. Bragg)の条件
(
は次数と呼ばれる正の整数、
は結晶の格子間隔)が満たされるような場合に光は回折される。これをブラッグ回折あるいはブラッグの法則という。回折される光が結晶面となす角度は
に等しい。この角度をブラッグ角と呼ぶ。X線望遠鏡、スーパーミラーも参照。
2019年12月14日更新
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