天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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色指数 color index

測光システムにより定義される異なるバンドで測定された等級の差。短い波長帯での等級から長い波長帯での等級を引いた値で(等級は明るいほど小さくなるため)、色指数が小さいほど高温で青く(シリウスはB-V=0.00)、大きいほど[…]

色収差 chromatic aberration

レンズ光学系では、媒質の屈折率が色(光の波長)により一定でないことから、ザイデル収差の他に色収差が生じる。鏡のみの光学系には色収差は存在しない。色収差には軸上色収差(像位置色収差、縦色収差などともいう)と倍率色収差(横色[…]

色超過 color excess

天体固有の(真の)色と観測される色の差。天体からの光は、星間ダストなどの星間物質や地球大気による吸収・散乱の影響により、観測されるまでの間にいくらかの光が失われる。この効果を減光と呼ぶが、波長の短い青い光ほどより多く減光[…]

色-等級関係 color magnitude relation

楕円銀河の絶対等級と色の間に見られる直線的な強い相関のこと。明るいものほど赤い。色-等級関係の傾き(等級の変化に対する色の変化)は緩やかであり、関係式の周りの分散は非常に小さい。色-等級関係が傾いている主な原因としては、[…]

色-等級図 color magnitude diagram

天体の色と等級の関係を図示したグラフのこと(図参照)。対象天体がほぼ同じ距離にあると考えられる場合などには観測される等級そのものである見かけの等級を用いることもあるが、それ以外の場合には等級として絶対等級を用いる。恒星や[…]

色補正 color equation

天文学における色補正とは、異なる測光システム間での等級の変換を色指数を用いて行うことを指す。たとえば、天体のスペクトルが滑らかであると仮定すれば、V等級とB-Vの値からBバンドとVバンドの間で定義された、別の測光システム[…]

隕石 meteorite

宇宙から地球に落下してきた岩石。多くは小惑星のかけらであるが、大気中で燃え尽きなかった流星のかけらもある。小惑星には太陽系誕生の初期の情報が残されているので隕石は太陽系の誕生過程を知るための重要な研究対象である。 隕石[…]

隕石孔 crater

クレーターを参照。

隕石重爆撃期 heavy bombardment period

月、火星、水星の地表の古い地域は衝突クレーターに覆われている。月では38億年前まで、小天体の衝突が激しい時期があったことがわかっている。この時期を隕石重爆撃期と呼んでいる。惑星形成段階と区別するために、後期隕石重爆撃期([…]

INTEGRAL INTEGRAL

インテグラル衛星を参照。

インテグラル衛星 INTEGRAL satellite

(INTErnational Gamma-Ray Astrophysics Laboratory) ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が米国、ロシア、チェコ、ポーランドの協力のもとに2002年10月17日にカザフスタン・バイ[…]

隕鉄 iron meteorite

鉄隕石を参照。

インフレーション宇宙モデル inflation model of the Universe

インフレーション理論に基づく宇宙モデル。

インフレーション理論 inflationary cosmology

宇宙誕生後のごく初期に指数関数的な膨張期(この期間の膨張をインフレーション膨張という)を考えることによって、古典ビッグバン宇宙モデルの問題点である、地平線問題、平坦性問題、モノポール(磁気単極子)問題などを解決すると同時[…]

ウィーンの近似式 Wien's approximation

黒体放射のエネルギー分布のうち、強度のピークよりも高周波数側を表す近似式のこと。この近似の語源となっている研究者名の原語(ドイツ語)発音を重視してヴィーンの近似式と表記する場合もある。 温度$T$の黒体放射の単位周波数[…]

ウィーンの変位則 Wien's displacement law

黒体放射のスペクトル(プランク分布)の最大エネルギーを与える波長 $\lambda_{\rm max}$ とその黒体の温度 $T$ の積(または最大エネルギーを与える振動数と黒体温度の比)は定数になるという法則。以下の式[…]

ウィリアムハーシェル望遠鏡 William Herschel Telescope(WHT)

スペインのロケデロスムチャーチョス天文台にある口径4.2 mの望遠鏡。1987年に完成した。建設計画はグリニッジ王立天文台が中心となり、望遠鏡本体の製作はイギリスのグラブ-パーソンズ社が行った。完成時には、世界第3位の口[…]

ウィルソン効果 Wilson effect

半暗部をもつ大きな黒点が太陽の縁に近づく際に、太陽中心側の半暗部が縁側の半暗部よりも狭く見える効果。1769年にスコットランドのウィルソン(A. Wilson)が発見した。黒点は2000-3000ガウスにもおよぶ強い磁場[…]

ウィルソン山天文台 Mount Wilson Observatory

アメリカのカリフォルニア州のパサデナ郊外にある標高約1700 mのウィルソン山頂にある天文台。 ヘール(G.E. Hale)は1902年に、実業家アンドリュー・カーネギーが分野を問わず自然科学研究を支援するワシント[…]

ウィルソン-バップ効果 Wilson-Bappu effect

星のスペクトル中にあるカルシウムのK線およびH線の吸収線の中心に現れる輝線幅と星の光度とのあいだに見られる相関。輝線は同じカルシウムのスペクトル線であり、星の彩層で形成されると考えられる。1957年にウィルソン(O. W[…]