天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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世界座標システム world coordinate system(WCS)

天体の天球上の位置(天球座標系)やスペクトルの波長など、物理的な測定値からなるパラメータ空間の中の座標のことを世界座標(world coordinate)と呼び、世界座標とFITS形式データ中のデータ配列の各データ値を対[…]

世界時 universal time(UT)

異なる場所における太陽の南中時刻は基準とする地点からの経度差分だけずれる。たとえば、地点Aより経度15°だけ西の地点BではAよりも1時間遅く、経度30°だけ西の地点Cでは2時間遅く太陽が南中し、したがって各地で定めた地方[…]

世界線 world line

特殊相対性理論は座標系をローレンツ変換によって変換した際に基礎物理法則が共変になるように構成され、さらに重力まで考慮された一般相対性理論は一般座標変換に対して物理法則が共変になるように構成される。いずれも時間座標と空間座[…]

赤緯 declination

赤道座標系を参照。

赤化 reddening

星間赤化を参照。

赤外線 infrared ray

波長が1 μm から400 μm 程度の範囲にある電磁波の名称。さらにこの波長範囲で、波長が短いもの(1-3 μm)、中間のもの(3-40 μm)、長いもの(40-400 μm)をそれぞれ、近赤外線、中間赤外線、遠赤外線[…]

赤外線暗黒星雲 infrared dark cloud

赤外線のサーベイ観測で見つかった赤外線でシルエットに見える暗黒星雲のこと。 銀河面からの明るい中間赤外線放射を背景にして赤外線で暗く見える、巨大分子雲の高密度領域。赤外線宇宙天文台による観測で1996年に発見されたが、発[…]

赤外線宇宙天文台 Infrared Space Observatory(ISO)

ISO衛星を参照。

赤外線源 infrared source

赤外線を放射するさまざまな天体の総称。その中で広がりが分解できないほど小さく、点状に見えるものを特に赤外線点源と呼ぶ。

赤外線星 infrared star

可視光では暗く、赤外線で明るく輝く星や点源のこと。 分子雲中で濃いガスに埋もれた赤外線点源と呼ばれる形成途上の星や、褐色矮星などが赤外線星である。

赤外線点源 infrared point source

赤外線源のうち点状に見える天体。通常、分子雲などに埋もれた天体は可視光では見えないため、赤外線で輝く点源となる。 星生成領域において、赤外線点源があるかどうかを調べることにより、分子雲コアの中心付近で原始星がすでに[…]

赤外線天文衛星 Infrared Astronomical Satellite(IRAS)

IRAS衛星を参照。

石質隕石 stony meteorite

岩石質を主成分としている隕石のコンドリュールを含み岩石体としての溶融を経験していないコンドライトと、溶融して分化した鉱物からなるエコンドライトに大別される。コンドライトは金属鉄や酸化鉄をかなり含むが、溶融して分別作用を経[…]

赤色巨星 red giant star

表面温度が低く、光度が高い恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。中心部で水素が枯渇すると、恒星は中心部の周りでの水素の核融合(殻燃焼)で輝くようになる。この段階で恒星は大きく膨張し、表面は低温となり[…]

赤色巨星分枝 red giant branch

HR図において、主系列を離れて進化した中小質量星(赤色巨星)が形成する系列。膨張によって外層の温度が下がり、ガスの不透明度が増すと対流が発生する。水素の殻燃焼で発生したエネルギーが効率よく表面から放射されるため、外層の膨[…]

赤色超巨星 red supergiant

赤色巨星、超巨星を参照。オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つ代表的な赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている[…]

石鉄隕石 stony-iron meteorite

鉄ニッケル合金とケイ酸塩鉱物がほぼ等量で混合している隕石である。溶融を経験した分化隕石の一種である。石質隕石、鉄隕石と比べると非常に希である。パラサイトは鉄ニッケル合金の中に丸みを帯びたカンラン石の結晶が分布しており、溶[…]

赤道加速 equatorial acceleration

太陽などの天体の差動回転において、赤道部分の回転角速度が緯度の高い部分の回転角速度よりも速くなっているとき、赤道加速が起きているという。太陽の場合には数値シミュレーションなどから、子午面還流による角運動量輸送と乱流粘性に[…]

赤道儀 equatorial mount

望遠鏡の架台の一種。赤道儀は、1軸を地球の自転軸に平行に設定する。この軸を極軸と呼ぶ。極軸に垂直なもう一方の軸を赤緯軸と呼ぶ。赤道儀では、天体の日周運動の速度(すなわち地球の自転速度に等しい逆向き速度)で極軸周りに鏡筒を[…]

赤道座標系 equatorial coordinate system

天球座標系のうち、赤道面を基準面として定義した座標系。この座標系における経度を赤経(通常 $\alpha$ で表す)、緯度を赤緯(通常 $\delta$ で表す)と呼び $(\alpha, \delta)$ と表記する。[…]