天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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光学的同定 optical identification

可視光以外の波長域で観測され検出された天体や現象に対し、可視光観測によってその光学対応天体を探し、同定すること。

光学的深さ optical depth

光の強度の吸収による減少を決める量。光学的厚さともいう。粒子の吸収断面積α(アルファ)、数密度nの層の厚みdsの光学的厚みdτは dτ= n α dsで定義され、無次元量である。これにより光の強度Iの変化dIは dI =[…]

光学伝達関数 optical transfer function

OTFとも呼ばれる。正弦波状の明暗のコントラストを持つ物面(光源)を光学系を用い て結像させたときに、得られる像面での明暗のコントラストと位相の ずれを正弦波の空間周波数ごとに求めた関数。光学系に対す る入出力の関係を記[…]

広輝線領域 broad line region

活動銀河核のスペクトルに見られる幅の広い(数千km s-1)許容線の源となっている領域のことで、降着円盤からの紫外線によって電離されたガスでできていると考えられている。領域の大きさは0.1パーセク(0.1 pc=0.3光[…]

光球 photosphere

太陽や恒星を光で見たときに表面として見える層。通常、特定の波長(たとえば500 nm)で測った光学的深さが1程度の層を光球の底と考える。太陽の場合には数百kmの厚みをもつ。

黄経 ecliptic longitude

黄道座標系を参照。

口径比 focal ratio

光学素子単体もしくは複数の光学素子からなる光学系で、焦点距離(f)の有効口径(D)に対する比(F=f/D)。F比あるいは焦点比ともいう。焦点位置からみた光束の角度広がりに対応する。数値が小さいほど光束の角度広がりが大きく[…]

光行差 aberration

運動している観測者から天体を見ると、光の速度が有限であるために、天体の方向が真の方向から観測者の運動方向にずれて見える。この現象を光行差といい、18世紀のイギリスの天文学者ブラッドレー(J. Bradley)により発見さ[…]

光行差楕円 aberrational ellipse

天体の位置を地球から観測すると、その方向が1年周期で変化して見える。これは地球の公転運動による光行差のためであり、年周光行差と呼ばれる。年周光行差によって天体が見える方向がずれていく様子を1年間描いてみると、一般的には楕[…]

光行差定数 constant of aberration

地球が太陽の周りを公転している速度のために、天体の見える方向は1年周期で変化する。これが年周光行差と呼ばれているが、年周光行差によって見える方向が真の方向からずれる量の最大値を光行差定数と呼ぶ。光速をc、地球の平均の公転[…]

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

光子 photon

電磁波をその粒子性から見たたときの粒子の名称。電磁気力を媒介する粒子。量子力学で記述されるミクロな世界では、すべての素粒子は波動と粒子の性質を兼ね備えている。これを波動と粒子の二重性(wave-particle dual[…]

光子インデックス photon index

光子指数を参照。

光子球 photon sphere

ブラックホールの事象の地平面の外側にある薄い球殻状の境界領域。この領域では重力が強いので、入射した光子はブラックホールの周りを周回する。周回した光子は最終的にブラックホールに吸い込まれるか、外側に飛び去っていく。光子球の[…]

光軸 optical axis

光学系を特徴づける軸のことで、光学系を通過する光束の向かう方向を定める。多くの光学系(レンズ、カメラなど)は回転対称形をしており、そのような系においては、光軸は系の光学的な対称軸と一致する。一般に、光学系は光軸上を通る光[…]

光子計数 photon counting method

入射する光子によって生成される(電気)信号を光子1つずつ個別に検出(計数)する光検出法。主な光検出法は検出素子に入射する光子を何らかの方法で電子に変換して電流や電荷として計測する。電子の電荷は非常に小さいため、高感度を実[…]

光子限界 photon limit

光子の検出器において、信号の雑音に対する比(S/N比、信号対雑音比)は、荷電粒子などのバックグラウンドが十分小さければ、光源から観測される光子数の統計的ゆらぎで決まる。これを光子限界という。光子数の統計的ゆらぎはポアソン[…]

光子指数 photon index

天体からの放射のスペクトルエネルギー分布の形を特徴づける定数。 X線などの高エネルギー領域で用いられる。 たとえば活動銀河核のスペクトルエネルギー分布は周波数 $\nu$ のべき関数型スペクトルで近似できることが多[…]

広視野赤外線探査衛星 Wide-field Infrared Survey Explorer(WISE)

WISE衛星のこと。

恒星 star(fixed star)

天体内部の核融合によりエネルギーを作りだし、自ら輝いている天体。みかけの相対位置や明るさがほとんど変わらないことから、月や惑星と区別して恒星と名づけられたが、実際には固有運動をもち、大きな明るさの変化を示すものもある。太[…]