天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"电报帖子刷评论✅SMMFS.COM✅加粉刷粉网站,pEr"の検索結果(167件)

許容遷移 permitted transition

許容線を参照。

近銀点 pericenter of a galaxy

銀河の周りを公転する天体について、銀河中心に最も近づく点のこと。逆に最も離れた点を遠銀点という。ただし、銀河の場合には質量分布が球対称とは大きく異なる上に、銀河内部を天体が通過することもできるので、公転軌道が閉じない場合[…]

近日点 perihelion

太陽系内の天体が運動していくとき、その軌道上で最も太陽に近づく点のこと。軌道としては、一般に、楕円、放物線、双曲線が考えられるが、いずれの場合にも太陽に最も近づく点が存在するので近日点が定義できる。離心率が0、すなわち円[…]

近日点移動 perihelion shift

惑星軌道の近日点が時間とともに移動する現象。ニュートン力学においても他の惑星の重力の影響によって、ある惑星が楕円軌道を一周した後、近日点がもとの位置からずれる。たとえば水星の場合、近日点移動は一世紀につき約574秒角であ[…]

近日点黄経 longitude of periherion

近日点を参照。

近日点引数 argument of perihelion

近日点の方向は近日点引数あるいは近日点黄経で表す。近日点引数は昇交点から天体の軌道に沿って測った近日点までの角度で、軌道面内での近日点の方向を示すものである。記号としてはギリシャ文字の $\omega$ を使うことが多い[…]

近地点 perigee

地球の周りを回っている月や人工衛星の軌道で、地球からの距離が最も近くなる点のこと。地球に対する軌道が放物線や双曲線であっても、地球に最も近づく点を近地点と呼ぶ。近点、遠地点も参照。

近点 pericenter

ある天体の周りを回っている別の天体の軌道において、この2天体間の距離が最も近づく点のこと。中心天体が太陽、地球、火星、恒星(たとえば、実視連星系の主星)、天の川銀河(銀河系)中心の場合、それぞれ近日点、近地点、近火点、近[…]

グールド Gould, Benjamin

グールド(Benjamin Apthorp Gould;1824-96)はアメリカの天文学者。ボストンに生まれ、1844年にハーバード大学卒業後ドイツに渡ってガウスに学び、彗星と小惑星の運動について研究した。1848年に[…]

クロスディスパーザ cross disperser

ある方向に波長分散された光(スペクトル)を、その分散方向とは垂直方向に分散するためのプリズムや回折格子などの分散素子。垂直分散素子ともいう。エシェル分光器において、エシェル回折格子による高次回折光を次数ごとに分解するため[…]

コーデッドマスク coded(aperture)mask

X線やガンマ線検出器の前に置かれるランダムなパターンの穴を開けたマスク。穴一つ一つがピンホールカメラの穴に相当すると考えれば、検出器には複数のピンホールカメラの画像が写っていると考えることができるため、フーリエ変換など数[…]

光度曲線(超新星の) light curve (supernova)

超新星の光度の時間変化を表す曲線(光度曲線を参照)。超新星の光度曲線は爆発が起きてすぐに最大光度に達し、その後数10日間急速な減光をしたのち、100日以上かけてゆっくりと減光するという形が一般的であるが、その詳細な形はタ[…]

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

コペルニクス Copernicus, Nicolas

コペルニクス(Nicolaus Copernicus;1473-1543)は、古代からの地球中心の宇宙観に対し、太陽を中心とする宇宙体系(太陽中心説=地動説)を提唱し、近代天文学への道を最初にひらいたポーランドの天文学者[…]

固有運動 proper motion

天球上での恒星の見かけの動きのこと。角度秒 / 年(" y-1)の単位で測る。太陽や恒星は天の川銀河(銀河系)という星の集団に属しているが、それらは天の川銀河の中心の周りを回っている。太陽は天の川銀河の銀河円盤に属する周[…]

固有距離 proper distance

相対性理論においては2事象間の固有距離とは、その2事象が同時刻になる座標系における空間的距離。 宇宙論的な場合には、この量は測定可能ではないので、直接の観測量である見かけの明るさや大きさから定義された、光度距離や角径距[…]

固有時 proper time

アインシュタイン(A. Einstein)の特殊相対性理論によれば、ニュートン力学のような絶対的な時間は存在せず、時間と空間を一緒にして4次元の時空間として考えなければならない。 慣性系に対して運動する物体の時刻はその[…]

質量-光度関係(星の) mass-luminosity relation

星の質量と光度の間に見られる関係。星の内部で発生したエネルギーが放射によって運ばれる場合には、光度L、質量M の間の関係は大ざっぱには L∝μ4M3/κ となる(μ はガスの平均分子量、κ は不透明度)。不透明度が電子散[…]

周期-光度関係 period-luminosity relation

主に、変光星について、その変光周期と平均光度の間で成り立つ法則。セファイドやミラ型変光星での法則が有名。脈動変光星では、恒星の内部構造の不安定性が変光の原因となっているため、このような関係が成り立つ。周期-光度関係を用い[…]

周期彗星 periodic comet

彗星の中で、周期的な軌道をもつもの。一般には、軌道周期が200年よりも短い短周期彗星を指す。この値は、軌道長半径で34au(天文単位)で、海王星と冥王星の間に対応する。周期彗星の名前は、先頭に通し番号をつけて、P/のあと[…]