質量-光度関係(星の)
よみ方
しつりょうこうどかんけい(ほしの)
英 語
mass-luminosity relation
説 明
星の質量と光度の間に見られる関係。星の内部で発生したエネルギーが放射によって運ばれる場合には、光度、質量
の間の関係は大ざっぱには
となる(
はガスの平均分子量、
は不透明度)。不透明度が電子散乱で支配される高温の領域では
が定数となるため、大質量星の光度は質量の3乗にほぼ比例する。ただし、光の放射圧が効いてくるほど大質量の星では、質量への依存は緩やかになる。 一方、不透明度がクラマース型となる中小質量星では質量依存性が強くなり、光度は質量の約5乗に比例する。クラマースの不透明度も参照。
2019年09月14日更新
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