天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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オリオン座 Orion (constelletion)

冬の代表的な星座の一つ。明るい1等星のベテルギウスは半規則型の脈動変光星で、2019年秋より暗くなりはじめ2020年2月10日頃に約1.6等となり、この100年間では最も暗い状態の一つとなった。このため、冬の大三角が容易[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

化学特異星 chemically peculiar star

吸収線スペクトルが大きな異常を示し、星の大気の組成が太陽系組成と大きく異なると見られる星。さまざまな種類が存在するが、主なものには以下の型がある。1974年にプレストン(G.W. Preston)によって示された4つの分[…]

角径距離 angular diameter distance

角径距離(角度距離、角直径距離ともいう)は、天体の実際の大きさと見かけの大きさの比にもとづいて定義される距離である。座標距離 $r$(赤方偏移 $z$)に大きさ $D$ の天体があり、その見かけの広がりが現在角度 $\D[…]

カセグレン焦点 Cassegrain focus

反射望遠鏡において、凹面の主鏡および凸面の副鏡を用いて主鏡の後ろ側(裏側)に結ばれる焦点のこと。カセグレン焦点の合成焦点距離は、一般に、主鏡の焦点距離の数倍から10倍程度となっている。主鏡、副鏡の二枚鏡で収差補正がなされ[…]

カプタイン Kapteyn, Jacobus Cornelis

カプタイン(Jacobus Cornelius Kapteyn;1851- 1922)はオランダの天文学者。ユトレヒト郊外のバルネベルトで生まれ、ユトレヒト大学にて物理学で学位を取得した。その後、ライデン天文台に入所して[…]

ガリレオ衛星 Galilean satellites

木星の衛星のなかで、サイズが大きい、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを指す。直径はそれぞれ、3632 km、3138 km、5262 km、4820 kmである。公転周期はそれぞれ、1.76日、3.55日、7.16日、[…]

軌道角運動量 orbital angular momentum

主として原子物理で用いられる「電子の軌道角運動量」と主として天体力学で用いられる「天体の軌道角運動量」の2つがある。 1. 電子の軌道角運動量は、原子において電子が原子核の周りを回る軌道運動によって発生する角運動量[…]

軌道要素 orbital element

惑星など太陽の周りを回る天体の軌道や運動を表現するときに便利な量が軌道要素である。惑星などの場合、その軌道は近似的に楕円軌道となるが、軌道要素としては楕円の形を表す軌道長半径 $a$と 離心率$e$、楕円の空間での向きを[…]

球状星団 globular cluster

数10万個の星がほぼ球状に密集する星団。中心に行くほど急速に星の密度が高くなる。銀河を取り巻くハローの中に分布し、種族Ⅱに典型的な色-等級図を示す(両者の色-等級図の比較については散開星団を参照)。銀河形成の初期段階にで[…]

銀河風 galactic wind

銀河内部から外部に向けてガスが大規模に噴き出す現象。銀河内でスターバーストが起こり、短時間に多数の超新星が爆発すると、そのエネルギーで銀河内のガスが熱せられ、重力を振り切って外へ噴き出す。これを銀河から噴き出す風になぞら[…]

クラスⅠ天体 class I object

形成されて間もない若い天体を観測的に分類するための名称。前主系列星の分類には、次式で定義される、波長2.2 μm と25 μmの赤外線波長域でのスペクトルの傾きを表す指標 $\alpha$ が用いられる。 ここで、[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

K型星 K-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、G型星よりも低温の星。表面温度は~5,300(K)。質量は太陽の0.8倍程度。水素のバルマー線は非常に弱い。中性金属線、CH、CN分子の吸収線が顕著になる。例、アークトウルス K2。[…]

系外惑星 extrasolar planet

太陽系外惑星 のこと。「系外惑星」という呼び名も広く用いられる。なお、英語では exoplanet と呼ばれることも多い。

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

ケプラーの法則 Kepler's laws

ケプラー(J. Kepler)がティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)による惑星の観測データを解析して発見した惑星の軌道や運動についての法則のこと。第1法則、第2法則、第3法則がある。これらは、それぞれ次のようになる[…]

ケルビン-ヘルムホルツ時間 Kelvin-Helmholtz timescale

天体が電磁波(光子)を放射してエネルギーを失うために重力収縮する場合の収縮の時間スケールのこと。 天体が持っている熱エネルギーを放射により失う時間スケールである。 星などの通常の天体はその表面(光球面)温度に対応する黒体[…]

圏外生物学 exobiology

アストロバイオロジーを参照。

元素 element

核種を参照。