角径距離
よみ方
かくけいきょり
英 語
angular diameter distance
説 明
角径距離(角度距離ともいう)は、天体の実際の大きさと見かけの大きさの比にもとづいて定義される距離であり、その値は天体までの座標距離に、その天体から届いた光が放出された時刻のスケール因子を掛けた量で与えられる。
膨張宇宙で遠方の天体までの距離を測る場合、光が届く間にも宇宙は膨張しているので、注意が必要である。角径距離と赤方偏移の対応については、赤方偏移の項の図4(ここでは角度距離と表記)を参照。光度距離も参照。
2022年05月03日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。