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核分裂 nuclear fission

原子核は陽子と中性子の集合体であるが、これらは必ずしもすべてが安定ではない。 不安定核が安定な核種になる過程には以下のものがある。 1.原子核中の中性子が電子と反電子ニュートリノを放出して陽子になる(ベータ崩壊)[…]

核力 nuclear force

原子核は陽子と中性子(総称して核子と呼ぶ)で構成されるが、これら核子どうしを結合して原子核を形作らせている力を核力という。湯川秀樹は中間子理論により核力を説明したが、その実体はグルーオンが媒介してクォーク間を結びつける強[…]

金環日食 annular eclipse

金環食ともいう。日食を参照。 国立天文台三鷹 金環日食映像(2012年5月21日) https://youtu.be/RrIbnr2DRBo

元素 element

核種を参照。

恒星の進化 stellar evolution

恒星の内部構造の時間変化のこと。恒星は自己重力と圧力勾配のつり合った静水圧平衡に近い状態にあるが、化学組成の変化や質量放出によって次第に内部構造が変化する。恒星は星間ガスが自己重力により集まることで誕生する。表面からのエ[…]

光度距離 luminosity distance

見かけの光度に基づいて遠方天体の距離を表す量。 宇宙膨張や空間の曲率の効果が無視できないほど遠方では光度距離と角径距離という2つの異なる距離を使い分ける必要が出てくる。光度距離 $d_{\rm L}$は、$d_{\rm […]

国立天文台 National Astronomical Observatory of Japan(NAOJ)

日本の天文学研究(主に地上からの観測と理論)の中心研究機関の一つ。 正式名称は、大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台。前身の東京天文台は東京大学の附置研究所であった。1988年に東京大学を離れて文部省直轄の大[…]

固有距離 proper distance

相対性理論においては2事象間の固有距離とは、その2事象が同時刻になる座標系における空間的距離。 宇宙論的な場合には、この量は測定可能ではないので、直接の観測量である見かけの明るさや大きさから定義された、光度距離や角径距[…]

最大離角 greatest elongation

水星や金星のような内惑星は地球よりも内側の軌道を公転しているので、太陽の方向から大きく離れることがない。最も太陽から離れる、すなわち、太陽と内惑星との地心真角距離が最大となる瞬間を最大離角と呼ぶ。地球から見て内惑星が太陽[…]

シェーンベルグ-チャンドラセカール限界 Schönberg-Chandrasekhar limit

主系列後の星のヘリウム中心核で、静水圧平衡がなりたち重力収縮をとめることができる限界質量のこと。星の中心部の核融合で水素が枯渇するとヘリウム中心核が形成される。この段階ではヘリウム中心核は核融合反応によるエネルギー発生が[…]

シェルバーニング shell burning

殻燃焼を参照。

時角 hour angle

時角Hとは、子午線を基準に、天の赤道に沿って東から西向きに天体まで測った角距離。 すなわち、その天体が南中してからの経過時間と言ってもよく、時角Hが0のときに天体は南中する。グリニッジ恒星時Θ、観測地点の経度λ、天体の赤[…]

磁気モーメント magnetic moment

磁場が生じる原因を考える際の基本的要素。磁極は必ずN極とS極とが対となっているため、電場を考える際の点電荷に対応する点状のN極やS極を単独の基本的要素として考えるよりも、同じ強さのN極とS極とが一定の距離を隔てて対になっ[…]

自己重力系 self-gravitating system

自らの重力で形状を保っている系。惑星、恒星、惑星系、連星、球状星団、銀河、銀河団などが挙げられる。銀河団は宇宙で最大の自己重力系である。系の全エネルギーは負であり、運動エネルギーと重力ポテンシャルエネルギーの間にはビリア[…]

質量欠損 mass defect

素粒子や核子などの基本粒子から構成される複合体の質量はもとの基本粒子の質量和より小さい。この質量差を質量欠損という。最も顕著な質量欠損は原子核反応にみられる。 原子核の質量と、それを構成する核子が自由な状態にあったとき[…]

質量数 mass number

原子核の中の陽子と中性子を合わせた数のこと。元素の種類は陽子の数(原子番号)で区別されるが、同じ元素でも中性子の数が異なるものが存在する。これを同位体と呼ぶ。この同位体はその元素の質量数によって区別できる。たとえば原子番[…]

写真星図 photographic chart

夜空の星の分布を天域ごとに区切って写真撮影した天体写真地図集。パロマー山天文台の48インチシュミット望遠鏡を用いて1950-58年に赤緯-35度より北側の全天を大型写真乾板で撮影し、そのコピーが出版されたパロマー掃天写真[…]

周期表(元素の) periodic table

元素はその原子番号にしたがってその化学的性質が一定の周期で変化する(これを元素の周期律と呼ぶ)。性質の似た元素が同じ列にくるように並べた表が周期表で、1869年ロシアのメンデレーエフ(D. Mendelejev)によって[…]

重力エネルギー gravitational energy

物体が持つ重力による位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)で、天体を無限遠にうすく広がる状態にするのに要するエネルギーで定義される。質量 M、半径 R の球状の天体が蓄えている重力エネルギーは aGM2/R である(G[…]

重力質量 gravitational mass

ニュートン(I. Newton)の万有引力の法則において現れる質量のこと。質量のある2つの物体は互いに引き合うが、その引き合う力の大きさは、それぞれの物体の質量に比例して、互いの間の距離の2乗に反比例する。ここに出てくる[…]