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共鳴外縁天体 resonant trans-Neptunian object

海王星軌道の外側に軌道を持つ太陽系外縁天体のうち、海王星と平均運動共鳴の位置にあるものを共鳴外縁天体と呼ぶ。共鳴の関係のため、共鳴外縁天体が海王星軌道を横切ったり海王星軌道に近づいたりするときには海王星自身はその天体から[…]

共鳴加速 resonant acceleration

太陽フレアの発生時などに、電子やイオンといった荷電粒子が高エネルギーにまで加速されるいわゆる粒子加速機構のうち、アルベーン波などの(磁気流体)波動と荷電粒子との共鳴にもとづく機構を共鳴加速という。太陽フレアで加速された粒[…]

巨星 giant star

大きく広がった大気を持つ恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではIIIとIIに属する。赤色巨星、赤色巨星分枝を参照。

巨星分枝 giant branch

赤色巨星分枝と漸近巨星分枝の総称。HR図を参照。

巨大ガス惑星 gas giant

木星型惑星のうち、水素とヘリウムを主成分とするもの。太陽系の惑星では、木星と土星がこれにあたる。一方、同じく木星型惑星であるがガス成分が少なく、氷を主成分とする天王星、海王星のことは、巨大氷惑星と呼ぶ。ただし、木星型惑星[…]

巨大氷惑星 ice giant

天王星と海王星を指す言葉。内惑星である水星、金星と地球、火星は地球型惑星、外惑星である木星、土星、天王星、海王星は木星型惑星と呼ばれている。太陽系探査が進むと、木星型惑星のうち、水素やヘリウムを主体としガス成分が多い木星[…]

巨大衝突 giant impact

ジャイアントインパクトを参照。

巨大衝突説 giant impact hypothesis

月の起源の最有力である説。ジャイアントインパクト説ともいう。地球集積の最終段階で、地球に火星サイズの天体が高速で衝突することにより、融けてはぎとられた物質が地球の周囲に高温の円盤を作る。その円盤から冷却した物質が、ロッシ[…]

巨大楕円銀河 giant elliptical galaxy

矮小楕円銀河でない明るい楕円銀河を指すことば。多くの銀河団の中心に存在する特に巨大な楕円銀河はcD銀河と呼ばれる。銀河も参照。

巨大分子雲 giant molecular cloud

概ね太陽質量の1万倍程度以上の質量を持つ分子雲のことを指す。英語名の頭文字を使ってGMCと表記することがある。 分子雲中の一酸化炭素(CO)が出す電波輝線、CO(J=1-0)輝線、で観測されることが多い。多くの巨大[…]

巨大マゼラン望遠鏡 Giant Magellan Telescope (GMT)

分割鏡(7枚の8.4 m鏡)を持つ超大口径の分割鏡望遠鏡。Giant Magellan Telescopeの頭文字をとってGMTと略称される。中心の8.4 m鏡と6枚の軸外し8.4 m鏡を花弁のように配置して共通の架台に[…]

巨大メートル波電波望遠鏡 Giant Metrewave Radio Telescope(GMRT)

インドのタタ基礎研究所電波天体物理学センターが運用している電波干渉計。英名のGiant Metre Wave Radio Telescopeを略してGMRTとも呼ばれるインドのプネーの北約80 kmの地点を中心に、口径4[…]

クーラン条件 Courant condition

双曲型偏微分方程式を数値計算により安定に解くための条件。波動が伝播する速度(波動の位相速度と流体の速度の和)を$v$、計算格子の格子間隔を$\Delta x$とするとき、安定な解を得るための時間刻みは に制限される[…]

ゲージ不変量 gauge invariant quantity

ゲージ変換を参照。

光行差定数 constant of aberration

地球が太陽の周りを公転している速度のために、天体の見える方向は1年周期で変化する。これが年周光行差と呼ばれているが、年周光行差によって見える方向が真の方向からずれる量の最大値を光行差定数と呼ぶ。光速をc、地球の平均の公転[…]

光速度不変の原理 principle of invariant light speed

真空中での光の伝播速度は一定の値(真空の光速度)で、光を放出した物体や観測者の速度に依存しないという原理。歴史的にはマイケルソン-モーリーの実験により確立された。アインシュタイン(A. Einstein)はこの原理に基づ[…]

光度関数(銀河の) luminosity function(of galaxies)

どの明るさの銀河がどれだけの頻度で存在するかを表す関数。 光度 L から L+dL の範囲にある銀河の単位体積当たりの数密度 φ(L)dL で定義される。 光度には、(観測者が指定する)あるバンドにおける光度(正確には単[…]

光度曲線(小惑星の) light curve (minor planet)

小惑星の光度の時間変化を表す曲線(光度曲線を参照)。多くの小惑星や太陽系外縁天体は球からはずれた形状をしているため、自転とともに太陽に照らされている見かけの面積が変化して、光度が変動する。この光度の変動から自転周期を求め[…]

コマ(彗星の) coma

彗星が太陽に近づいた時に観測される、彗星頭部が明るく拡散状に広がった領域。中心にある彗星核から放出されたガスとダストで構成される。英語のコマ(coma)はギリシャ語で「かみのけ」を意味する言葉に由来する。彗星自身をコメッ[…]

GMRT Giant Metrewave Radio Telescope(GMRT)

巨大メートル波電波望遠鏡を参照。