天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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緑閃光 green flash

日の出時(もしくは日没時)に太陽が地平線もしくは水平線から昇ってくるとき(もしくは沈んでいくとき)に短時間だけ見られる現象で、太陽の上方の弧付近が短時間だけ緑色に輝くこと。英語のままグリーンフラッシュと呼ばれることも多い[…]

臨界密度(ガススペクトル線の) critical density(for a spectral line)

ガス分子の励起に関連して、衝突と電磁波の放射とのどちらが優勢になるかの境に当たる密度のこと。電波領域での熱的輝線の場合、宇宙空間では衝突による励起と電磁波の自発放射を伴う遷移との競争過程になっていると考えられる。このため[…]

臨界密度(宇宙の) critical density(of the Universe)

宇宙項(宇宙定数)がなく圧力も無視できる宇宙において、曲率がゼロで平坦な宇宙の密度を指す。この場合の宇宙は、膨張の運動エネルギーとポテンシャルエネルギーがちょうどつり合っており、膨張速度は次第に小さくなるが、永遠に膨張を[…]

隣接効果(写真の) proximity effect

現像プロセスに起因して、写真画像の境界で濃度差が露光量の差と異なる現象。縁効果(edge effect)ともいう。 露光量が多かった場所(左下図のA点の右側)は、現像が進むにつれて現像能力を低下させる反応生成物が多量に[…]

リンドブラッド Lindblad, Bertil

スウェ―デンの天文学者(1895-1965)。天の川銀河(銀河系)の構造を多体恒星系力学で取り扱った。ウプサラ大学で学び、学位取得後アメリカのリック天文台、ウィルソン山天文台で研究した。帰国後、微光星まで含むサーベイ観測[…]

リンドブラッド共鳴 Lindblad resonance

銀河円盤の重力ポテンシャル中でほぼ円運動する天体の運動は、中心周りを円運動する点の周りに微小な半径で楕円運動する(周転円運動)という形で記述できる。この微小半径の楕円運動の角速度を周転円角振動数と呼び、記号 κ で表す。[…]

ルービン Rubin, Vera C.

ベラ・ルービン(Vera Rubin; 1928-2016)はアメリカの女性天文学者。多くの渦巻銀河の平坦な回転曲線の観測によって、渦巻銀河がタークマターのハローに包まれていることを観測的に実証した。 ベラ・ルービンは[…]

ループプロミネンス loop prominence

太陽フレアの後期に発生し、H𝛂線で観測されるループ状のプロミネンスであり、ポストフレアループとも呼ばれる。1000万度のフレアループが彩層温度まで冷却することにより見られる構造で、冷えたプラズマは重力により磁気ループに沿[…]

ルジャンドル多項式 Legendre polynomials

重力ポテンシャルのような$1/r$ の形を持つ関数を展開するときに現れる多項式のこと。 具体的には $$ P_n(x)=\frac{1}{2^nn!}\frac{d^n}{dx^n}(x^2-1)^n $$ と[…]

ルックバックタイム look back time

現在から昔に遡って測る時間のこと。現在の宇宙年齢を138億年とすると、宇宙誕生のビッグバンから時間の順方向に測る宇宙時間とは、(ルックバックタイム)=(138億年-宇宙時間)の関係がある。ルックバックタイムと赤方偏移の対[…]

ルナ計画 Luna Project

旧ソ連の月探査計画。1959年のルナ1号から1976年までの間に失敗したものを含めて40機以上の月探査機を打ち上げている。3回の失敗の後、1959年1月に打ち上げられたルナ1号は月面から6000kmまで近づき、地球重力圏[…]

ルメートル Lemaître, Georges

ルメートル(Georges Lemaître;1894-1966)はベルギーの宇宙論学者。膨張宇宙モデルを提案した。ベルギーのカソリック大学で学んだ。第1次世界大戦後、ケンブリッジ大学で天文学を学び、エディントンから宇宙[…]

ルメートル宇宙 Lemaitre Universe

物質が存在し、宇宙項(宇宙定数)を持つ空間的に一様な宇宙モデルのこと。ルメートルが1927年の論文で、1922年のフリードマンの論文(フリードマン宇宙)とは独立に発表した。 宇宙項や空間曲率の符号によって宇宙のスケール[…]

ルンゲ-クッタ法 Runge-Kutta method

常微分方程式の初期値問題の数値解を求める方法の1つ。微分方程式自体と、独立変数 $x$ がある値 $x_0$ のときの数値解 $y$ の初期値 $y_0$ が与えられていれば、独立変数の値が $x_0 +\Delta x[…]

レーザーガイド星 laser guide star

補償光学系で波面測定の参照光源として利用できる明るい星が、観測対象天体のすぐ近くにない場合に、地上から高出力レーザービームを放って上空で発光する人工光源星をつくる。この人工星のことをいう。それまで明るい星のごく周辺でしか[…]

レーザー干渉計 Laser interferometer

レーザーを光源に用いたマイケルソン干渉計。レーザーは位相が揃ったコヒーレントな光であるため、可干渉性に優れる。ごく微小な位相変化をとらえて重力波の検出に用いるには、干渉計の腕を波長に合わせ非常に長くとる必要があるため、光[…]

レーザー測距 laser ranging

レーザーを高速でパルス状にしてターゲットとなるコーナーキューブに短時間照射し、測定された射出光と反射光パルスの時間差の半分に光速を掛けて距離とする測距方法。ターゲットまでの方位角と高度角も同時に測定することで3次元的な位[…]

レーマー Roemer, Ole Christensen

デンマークの天文学者(1644-1710)。木星衛星の食現象の観測から、光速度に関する定量的な数値を1676年に初めて求めた。デンマークで天文学を研究しているとき、パリ天文台からティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)[…]

レーン-エムデン方程式 Lane-Emden equation

球対称な自己重力系の構造を表す方程式。名称はレーン(J.H. Lane)とエムデン(R. Emden)からとられている。恒星の内部構造は、静水圧平衡、連続の式、状態方程式、エネルギー輸送、エネルギー保存、および吸収係数の[…]

励起 excitation

原子、分子、イオンの量子力学的な微視的状態のエネルギーが上がること。量子力学によると粒子の微視的状態は離散的な多数のレベルに分かれる。その各レベルは対応するエネルギーで区別されるため、エネルギー準位と呼ばれる。そのエネル[…]