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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3271件)

HETE-2 High Energy Transient Explorer-2 (HETE-2) satellite

ガンマ線バーストの検出およびその発生位置決定のために、アメリカ、日本、フランス、イタリアの協力により2000年10月に打ち上げられた多波長観測衛星。軟X線カメラ(0.5-14 keV)、広視野 X線モニター(2-25 k[…]

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

ヘテロダイン受信機 heterodyne receiver

受信する電波を、局部発振器からの参照信号と混合器で周波数混合し、低い周波数に変換し取り扱う方式の受信機。 取り出せる周波数は、受信電波と参照信号の差の周波となり、これを中間周波数(IF)と呼ぶ。これには増幅が容易なマイ[…]

ペトロシアン半径 Petrosian radius

ペトロシアン(A.R. Petrosian)が提唱した、銀河の明るさを測定するときにしばしば使われる半径。ある半径での局所的な平均表面輝度をその半径以内の平均表面輝度で割ったものをペトロシアン比と呼び、この比がある一定値[…]

ヘニエイトラック Henyey track

Tタウリ型星が林トラックを経て、主系列星となる前にたどる進化経路のこと。 ほぼ完全に対流状態にあるTタウリ型星はHR図上で林トラックを上から下に縦に移動するが、星の中心部分が高温になり放射による熱輸送が卓越するようにな[…]

ヘニエイ法 Henyey method

恒星の構造と進化を記述する連立非線形偏微分方程式の数値解法。この方法では星を球対称と近似し、時刻 t と中心からの累積質量 Mr (半径r の球に入る質量)を独立変数とするラグランジュ法で記述した流体力学方程式により、自[…]

ペネトレーター penetrator

天体表面に衝突して貫入する小型探査機のこと。鑓(やり)状の形態をしていて、観測機器や通信機器が搭載されている。軟着陸のための制御を行わないため、全体は軽量であり、1回の探査でも複数のペネトレーターを放出することで多点の探[…]

ベネラ計画 Venera Project

旧ソ連の金星探査計画。1961年のベネラ1号から、1983年のベネラ16号までを指す。3号から6号までは金星大気に突入したが、初めて金星表面への軟着陸に成功してデータを送ってきたのは、1970年のベネラ7号である。ベネラ[…]

ペバトロン PeVatron

陽子や原子核をPeV(=1015 eV ~ 10-4 J = 10 3 erg)を超えるエネルギーまで加速する天体。粒子加速器となっている天体の呼称として、「PeV」と、サイクロトロンなど加速器の名称の接尾辞に用いられて[…]

ベピコロンボ BepiColombo

ベピコロンボ (BepiColombo) は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) とヨーロッパ宇宙機関 (ESA) が協力して進めている国際水星探査計画。2018年10月にギアナ宇宙センターからアリアン5ロケットで打ち上[…]

ヘベリウス Hevelius, Johannens

ヘベリウス( Johannes Hevelius;1611-1687)はポーランド、ドイツの天文学者。しばしばへヴェリウスとも記される。グダニスク(ドイツ名ダンツィヒ)で生まれ、事業家、市会議員として活動しながら、夫人の[…]

HEMT High Electron Mobility Transistor (HEMT)

高電子移動度トランジスタを参照。

VERA VERA

国立天文台が運用している超長基線電波干渉計専用の電波望遠鏡およびそれを用いた観測プロジェクトのこと。名前は VLBI Exploration of Radio Astrometry に由来する。広域精測望遠鏡ともいう。鹿[…]

ヘラ探査機 Hera spacecraft

小惑星ディディモスとその衛星ディモルフォスを調べるための、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のミッション。名称はギリシア神話の女神へーラー(ヘラ、ヘレとも表記)からとられた。アイーダ計画を構成する1つの探査機となっている。ディ[…]

ベラルービン天文台 Vera C. Rubin Observatory

チリのセロ・パチョンに建設中のサーベイ観測専用の大型シノプティック・サーベイ望遠鏡 (Large Synoptic Survey Telescope: LSST) を運用する天文台。渦巻銀河の平坦な回転曲線の観測からダー[…]

ヘリアカルライジング heliacal rising

天体があたかも太陽を従えるかのように、日の出直前に東の空に上ってくること。エジプト文明やマヤ文明では、シリウスのヘリアカルライジングを1年の暦の区切りとした。英語読みのヒライアカルライジングと表記されることもある。

ヘリウム helium

原子番号2の元素。元素記号でHeと表記される。質量数4のものがほとんどだが、3の同位体もわずかに存在する。存在量は水素に次いで多い。 その存在は、1868年の皆既日食時に取得された彩層のスペクトル線の中に新たに見出され[…]

ヘリウム殻フラッシュ helium shell flash

漸近巨星分枝星にみられる暴走的なヘリウムの殻燃焼。熱パルスともいう。漸近巨星分枝星では炭素と酸素の縮退コアの周囲にヘリウム層が形成され、そのさらに外側の水素殻燃焼の結果としてヘリウム層の質量は次第に増加する。このヘリウム[…]

ヘリウム燃焼 helium burning

3つのヘリウム原子核(4He )が融合し、炭素(12C )が作られる熱核反応。この反応が進むと12C と4He が融合して酸素(16O )も合成される。恒星進化論ではこの反応も含めてヘリウム燃焼と呼ぶ(燃焼を参照)。炭素[…]

ヘリウムフラッシュ helium flash

暴走的なヘリウム燃焼(燃焼を参照)。主系列星のような恒星内部での核燃焼の安定性は、核燃焼が活発になると星が膨張して温度が下がり、核燃焼が抑えられることにより保たれている。ところが、小質量星(太陽質量の2倍程度以下)が主系[…]