天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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巨大ガス惑星 gas giant

木星型惑星のうち、水素とヘリウムを主成分とするもの。太陽系の惑星では、木星と土星がこれにあたる。一方、同じく木星型惑星であるがガス成分が少なく、氷を主成分とする天王星、海王星のことは、巨大氷惑星と呼ぶ。ただし、木星型惑星[…]

巨大衝突説 giant impact hypothesis

月の起源の最有力である説。ジャイアントインパクト説ともいう。地球集積の最終段階で、地球に火星サイズの天体が高速で衝突することにより、融けてはぎとられた物質が地球の周囲に高温の円盤を作る。その円盤から冷却した物質が、ロッシ[…]

巨大楕円銀河 giant elliptical galaxy

矮小楕円銀河でない明るい楕円銀河を指すことば。多くの銀河団の中心に存在する特に巨大な楕円銀河はcD銀河と呼ばれる。銀河も参照。

巨大分子雲 giant molecular cloud

概ね太陽質量の1万倍程度以上の質量を持つ分子雲のことを指す。英語名の頭文字を使ってGMCと表記することがある。 分子雲中の一酸化炭素(CO)が出す電波輝線、CO(J=1-0)輝線、で観測されることが多い。多くの巨大[…]

巨大マゼラン望遠鏡 Giant Magellan Telescope (GMT)

分割鏡(7枚の8.4 m鏡)を持つ超大口径の分割鏡望遠鏡。Giant Magellan Telescopeの頭文字をとってGMTと略称される。中心の8.4 m鏡と6枚の軸外し8.4 m鏡を花弁のように配置して共通の架台に[…]

距離指標 distance indicator

銀河の距離の推定に使われる指標のこと。真の明るさや大きさがわかっている標準光源や銀河のさまざまな観測量間の相関関係などがある。宇宙の距離はしごを構成する手段である。精度は高いが近傍の銀河までしか適用できない1次距離指標と[…]

距離指標関係式 distance indicator relation

銀河の距離の推定に用いられる、銀河の観測量の間の経験的な相関関係。距離に依存して変わる観測量(見かけの明るさや大きさ)と距離に依存しない観測量(回転速度や色)の間に強い相関があれば、距離指標関係式になる。渦巻銀河の明るさ[…]

距離はしご distance ladder

宇宙の距離はしごを参照。

キルヒホッフの法則 Kirchhoff's law

放射平衡にある状態では、物質から放射されるエネルギーと物質に対して照射される外部放射の吸収率の比が、光の波長や物質に関係なく一定で温度のみの関数になるというもの。すなわち、特定の波長の光を吸収しやすい物質は、同じ波長の光[…]

キロノバ Kilonova

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という[…]

銀緯 galactic latitude

銀河座標系を参照。

銀河 galaxy

多数の星、ガス、ダスト(塵)、およびダークマターなどで構成された天体。自己重力系である。1000億個以上の星を含む明るいものから、球状星団よりも暗いものまで、明るさと質量には何桁もの幅がある。銀河と球状星団の違いは、ダー[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

銀河回転 galactic rotation

渦巻銀河やレンズ状銀河の中心に対して円盤部(銀河円盤)が示す回転運動。軸対称を仮定すると、銀河回転は銀河中心からの距離の関数として示すことができる。これを銀河の回転曲線と呼び、渦巻銀河の運動学的特徴を表す重要な観測量の一[…]

銀河合体 galaxy merging

2つ以上の銀河が重力によって合体して1つの銀河になること。銀河合体はどの時代の宇宙においても観測されるありふれた現象であるとともに、銀河進化において本質的役割を担う過程でもある。なぜなら、標準的な構造形成モデルである階層[…]

銀河間吸収 intergalactic absorption

銀河やクェーサーから出た光がわれわれに届くまでに銀河間空間の物質によって吸収されること。銀河間空間にはさまざまな規模のガス雲や希薄なガスが存在している。それらのほとんどは暗すぎて直接検出することはできないが、もし背後に明[…]

銀河間塵 intergalactic dust

銀河間ダストおよびダストを参照。

銀河間ダスト intergalactic dust

銀河間空間に存在するとされるダスト。微量であるため直接検出することは極めて難しいが、遠方天体を観測してその天体の減光量から間接的に検出する試みによって、存在が示唆されている。遠方天体とわれわれとの間の銀河間空間にダストが[…]

銀河間物質 intergalactic medium

銀河と銀河の間に広がる空間に存在している物質の総称。宇宙にあるガスの大半が希薄な状態で銀河間空間に存在していると考えられている。

銀河群 group of galaxies

明るい銀河を数個含む銀河の集団。孤立銀河と銀河団の中間の階層に位置づけられるが、銀河群と銀河団の間には明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)は局所銀河群という銀河群に属する。局所銀河群には少なくとも50-60個以上の銀河[…]