万有引力(重力)の法則
よみ方
ばんゆういんりょく(じゅうりょく)のほうそく
英 語
Newton's law of universal gravitation
説 明
ニュートン(I. Newton)が発見した物体間に働く引力の法則。質量が と
の2つの質点が距離
だけ離れて存在しているとき、この2つの質点には、お互いを引っ張り合う方向に
(ベクトル表記では、
)
の力が働く。
この法則とニュートンの運動方程式から、惑星の運動に関するケプラーの法則はすべて明快に説明付けることができる。は万有引力定数と呼ばれる比例定数で、IAU1976天文定数系では
、IAU2009天文定数系では
、CODATA (Committee on Data) 2018 推奨値では
である。万有引力定数そのものを正確に求めることは難しいが、万有引力定数に天体の質量を掛けた
という形では、精度よく計測されている。重力も参照。
2021年06月07日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。