重力波検出器
よみ方
じゅうりょくはけんしゅつき
英 語
gravitational wave detector
説 明
一般相対性理論において予言される重力波を検出する検出器。重力波望遠鏡ということもある。特定の振動数の重力波を検出する共振型検出器と、レーザー光を直交する2方向に分けて往復させ、干渉を測るレーザー干渉計型がある。重力波の効果は極度に小さいため高度の技術が必要で、世界各地で大規模な干渉計が建設されてきた。2015年9月にLIGOにより初めてのブラックホールどうしの合体からの重力波信号が観測され、翌年報告された。VIRGO干渉計、KAGRA大型低温重力波望遠鏡も参照。
2019年06月10日更新