天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"tg飞机协议号(买号联系电报:@zd44444)飞机号被盗怎么注销账号,033"の検索結果(86件)

アークスペクトル arc spectrum

水銀灯やナトリウムランプなど、ガス中の放電により励起されて出る輝線放射。天文学においては分光観測を行うときの波長校正に用いられる。可視光ではトリウム、近赤外線ではアルゴンを封入した放電管が用いられることが多い。

アストログラフ(天体写真儀) astrograph

眼視ではなく専ら写真撮影を目的とする天体望遠鏡。天体の位置測定を主目的とするものは長焦点であるため視野はさほど広くない。サーベイ観測を目的とするものは、観測効率の観点から、できるだけ口径は大きく視野は広い方がよい。193[…]

アナレンマ analemma

1年間を通じて、ある特定の地点で、毎日決まった時刻(たとえば正午)における天球上の太陽の位置をつないでできる細長い8の字型をした曲線。8の字の長さ方向は太陽高度(赤緯)の変化に対応し、幅方向は視太陽時と平均太陽時の差(均[…]

アルゲランダー Argelander, Friedrich Wilhelm August

アルゲランダー(Friedrich Wilhelm August Argelander;1799-1875)はドイツの位置天文学者で「ボン掃天星表」の制作者。ケーニヒスベルグ大学でベッセル(F.W. Bessel)の指導[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

隕石 meteorite

宇宙から地球に落下してきた岩石。多くは小惑星のかけらであるが、大気中で燃え尽きなかった流星のかけらもある。小惑星には太陽系誕生の初期の情報が残されているので隕石は太陽系の誕生過程を知るための重要な研究対象である。 隕石[…]

ウォルフ,ルドルフ Wolf, Johann Rudolf

ルドルフ・ウォルフ(Johann Rudolf Wolf;1816-1893)はスイスの数学者、天文学者。エンケ、ディリクレ、ガウスらに学び、1844年ベルン大学の数学教授、1847年にはベルン天文台の所長、1855年に[…]

うるう月 leap month

閏月とも書く。太陰太陽暦において、暦日が季節とずれないように挿入される月の呼び名。

A型特異星 A-type peculiar star

A型特異星はAp星とも呼ばるA型星で、およそ1kG(0.1テスラ)以上の強い磁場を持っている。そのため最外層の乱流が沈静化されており、特定の元素が放射によって表面に持ちあげられ、化学特異星となっている。浮き上がってきた元[…]

エネルギー保存則 law of energy conservation

運動、重力、電気、熱のように形態は変化しても、これらのエネルギーの総和は系全体では保存することを述べた物理法則。外界への仕事や摩擦熱の発生により、一見成り立たないように思える場合も、その外界や摩擦熱を含めて系を再定義する[…]

M型星 M-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する非常に低温の星。表面温度は~3,900(K)。ヘルツシュプルングによって該当する恒星には、質量・大きさ・絶対光度のいずれもが大きく異なる2種類があることが発見され、小さて軽く暗い星を[…]

尾(彗星の) tail

彗星が太陽に接近したときに彗星から反太陽方向に延びる明るい構造。塵の尾(ダストテイル)は、彗星から放出された塵(ダスト)粒子が流出したものであり、明るく広がり太陽光を散乱して白色から黄色がかった色をしている。太陽放射圧の[…]

欧州原子核研究機構 European Organization for Nuclear Research(CERN)

1954年にヨーロッパの11ヵ国により、「Science for Peace(平和のための科学)」を掲げ設立された素粒子・原子核分野の世界最大規模の国際研究所。ヨーロッパ合同原子核研究機構などとも呼ばれるが、一般には、機[…]

横断時間 crossing time

ある自己重力系を横断するのにかかる時間のことで、系の直径を平均的な内部運動速度(系を構成する天体が動き回る平均の速度)で割ることで得られる。自己重力系では系の運動エネルギーと重力ポテンシャルエネルギーの間にビリアル定理と[…]

オリオンBN-KL天体 Orion BN-KL Object

1965 年、エリック・ベックリン(Eric Becklin)とノイゲバウアーによりオリオン大星雲中に発見された波長 2μm の近赤外線で明るく輝く点源(BN 天体)。 彼らは1967 年までに1.6μm から10μm[…]

音叉図(ハッブルの) (Hubble's)tuning fork diagram

ハッブル(E. Hubble)が考案した銀河の形態分類体系(ハッブル分類)を表現する図。1936年に出版された『The Realm of the Nebulae』(エール大学出版会; 邦訳『銀河の世界』戎崎俊一訳、岩波文[…]

回転曲線(銀河の) rotation curve

円盤銀河において、銀河円盤の星やガスは銀河中心の周りを同じ方向に回転している。回転速度を銀河中心からの距離の関数として描いたものを回転曲線という。多くの円盤銀河では、回転曲線は銀河中心から剛体回転のように立ち上がって数 […]

カイパーベルト Kuiper-belt

エッジワース-カイパーベルト天体を参照。

化学進化 chemical evolution

化学反応により星間ガスの組成が変化すること。星間ガスでは宇宙線や紫外線による電離、再結合、他の分子との衝突のほか星間微粒子(ダスト)の表面での反応や吸着、温度変化により化学組成が変化する。入射する紫外線の量やガス密度が変[…]

カスケード cascade(shower)

高エネルギー粒子が物質中で原子核と相互作用すると、多数の2次粒子が発生する。高エネルギーの2次粒子群は、物質中を進行しながらさらに相互作用を起こし、その総粒子数をネズミ算的に増加させていく。この現象をカスケード(またはカ[…]