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温かいダークマター warm dark matter

ダークマターを参照。

ウィルソン-バップ効果 Wilson-Bappu effect

星のスペクトル中にあるカルシウムのK線およびH線の吸収線の中心に現れる輝線幅と星の光度とのあいだに見られる相関。輝線は同じカルシウムのスペクトル線であり、星の彩層で形成されると考えられる。1957年にウィルソン(O. W[…]

褐色矮星 brown dwarf

質量が小さく中心部で水素の核融合が起こらない星。質量が太陽の8%以下の場合、中心部での温度が十分上がらず、水素からヘリウムへの核融合反応が起こらないため、天体は時間とともに冷えていく。スペクトル型としてはL型と、より低温[…]

G型矮星問題 G-dwarf problem

物質の流入や流出がない閉じた系の中で星間ガスから星形成が起こった場合を仮定し、金属量の分布を理論的に予想した結果に比べて、太陽近傍に代表される天の川銀河の円盤部では、金属量が少ない恒星が僅かしか観測されないという問題のこ[…]

重力波 gravitational wave

一般相対性理論などの相対論的な重力理論一般に予言される重力場の波動的振動。流体力学における重力波(gravity wave)とは別のものである。 一般相対性理論では、重力波は物質の四重極モーメント以上の高次モーメン[…]

シュバルツシルト, カール Schwarzschild, Karl

カール・シュバルツシルト(Karl Schwarzschild;1873-1916)は、ドイツの天体物理学者(シュワルツシルト、シュヴァルツシルトとも表記)。フランクフルトに生まれ、シュトラスブルグ大学、ミュンヘン大学で[…]

シュバルツシルト, マーチン Schwarzschild, Martin

マーチン・シュバルツシルト(Martin Schwarzschild;1912-97)はドイツ系のアメリカ人天文学者。カール・シュバルツシルト(Karl Schwarzschild)の息子で、スイスの物理学者エムデン(J[…]

シュバルツシルト解 Schwarzschild solution

1916年、ドイツの天文学者シュバルツシルト(K. Schwarzschild)によって求められたアインシュタイン方程式の球対称、かつ漸近的に平坦な厳密解。密度一定の内部解と真空の外部解がある。球対称な真空解はシュバルツ[…]

シュバルツシルト特異点 Schwarzschild singularity

シュバルツシルトブラックホールの事象の地平線におけるメトリックテンソルの見かけ上の特異点のこと。メトリックテンソルが発散しない座標系をとることができるので、実際に時空の曲率が発散する特異点ではない。 シュバルツシルト解も[…]

シュバルツシルト半径 Schwarzschild radius

シュバルツシルト(K. Schwarzschild)はアインシュタイン方程式を、中心にのみ質点があり、その周囲の空間は等方的という条件で解いた。それがシュバルツシルト解(1916)である。それによると位置 r に置いた時[…]

シュバルツシルトブラックホール Schwarzschild black hole

電荷を持たず回転もしていないブラックホール。シュバルツシルト解を参照。

準矮星 subdwarf star

平均的な矮星(主系列星)よりも光度の低い恒星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。光度階級ではⅥに相当し、HR図上では、主系列よりも左下に現れる。これは金属量の低い主系列星に対応している。金属量が低いと[…]

準惑星 dwarf planet

2006年の国際天文学連合(IAU)の総会決議に基づく惑星の定義により、大きな天体ではあるが、軌道上を代表している天体でないものを準惑星と呼ぶことになった。 1. 太陽を周回し、 2. 十分大きな質量を持つために自己[…]

スチュワード天文台 Steward Observatory

アメリカ合衆国アリゾナ大学の持つ天文台。ラビニア・スチュワード(L. Steward)の寄付により、1916年に設立された。マルチミラー望遠鏡、グレアム山国際天文台(大型双眼望遠鏡)を運用しており、ほかにもキットピーク国[…]

セーガン Sagan, Carl Edward

カール・セーガン(Carl Edward Sagan;1934–96)は、アメリカの天文学者、惑星科学者。ニューヨークに生まれ、1951年シカゴ大学入学、同大で1960年に天文学で学位を取得した。その後、カリフォルニア大[…]

青色コンパクト矮小銀河 blue compact dwarf galaxy

矮小不規則銀河の一種。BCDと省略されることもある。大きさは数キロパーセク(数kpc=1万光年)程度と小さいが、矮小銀河としては例外的に表面輝度が高い。ガスを豊富に持ち、活発な星生成活動をしている。重元素量は通常の不規則[…]

SExtractor SExtractor

天体画像から天体像を自動的に検出し、測光を行うソフトウェア。Source-Extractorの略。パリ天文台のベルタン(E. Bertin)とヨーロッパ南天天文台のアルノーツ(S. Arnouts)によって開発された。大[…]

測光赤方偏移 photometric redshift

測光データから推定する赤方偏移。いつくかの測光バンドで測定した等級から、対象銀河のスペクトルエネルギー分布(SED)を求める。次にそれに既知のいろいろなタイプの銀河のSEDを赤方偏移を変えながら当てはめて、最もよく当ては[…]

たわみ(銀河円盤の) warp

円盤銀河において中性水素原子ガスや星の分布が円盤外縁部で銀河面から大きく外れてたわんでいること。英語ではwarpというので、日本語でもそのままウォープまたはワープと呼ぶ場合もある。われわれの天の川銀河(銀河系)を含めて、[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]