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「画像説明文」に含まれる"tg电报号商(买号联系电报:@zd44444)飞机号怎么注销视频账号,ide"の検索結果(52件)

アークスペクトル arc spectrum

水銀灯やナトリウムランプなど、ガス中の放電により励起されて出る輝線放射。天文学においては分光観測を行うときの波長校正に用いられる。可視光ではトリウム、近赤外線ではアルゴンを封入した放電管が用いられることが多い。

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

案内星 guide star

望遠鏡で観測するときにガイドのために用いられる星。ガイド星ともいう。ガイド(天体追尾)を参照。

一酸化炭素(CO) carbon monoxide

炭素原子と酸素原子が1個ずつ結合した分子である。永久電気双極子モーメントを持つため電波のミリ波領域に回転エネルギー準位間の遷移による輝線を放射する。星間空間では水素分子(H2)の10-4 程度の存在量であるが、他の分子よ[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

エシェルスペクトル echelle spectrum

エシェル分光器によって得られるスペクトル、もしくはそのような配置をしたスペクトルのこと。エシェル分光器では、エシェル回折格子によって分散された高次回折光のスペクトルを、そのスペクトルの分散方向と垂直方向に、垂直分散素子([…]

エシェル分光器 echelle spectrograph

エシェル回折格子と垂直分散素子(クロスディスパーザ)を用いた高分散分光器のこと。エシェル回折格子とは、高次の回折光を利用するために粗く溝が刻まれた回折格子のことをいう。エシェル回折格子で分散された光は、高次回折光のために[…]

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

円盤銀河 disk galaxy

銀河円盤(ディスク)を持つ銀河、すなわち渦巻銀河とレンズ状銀河の総称。形態分類、ハッブル分類も参照。

核種 nuclide

同位体の区別を含めて元素をより正確に原子と区別する概念。原子番号(陽子の数)と質量数(陽子と中性子の数の和)で表現される。核図表を用いればすべての核種を見やすい形に表せる。 現在知られている物質はすべて原子からできてい[…]

気候変動に関する政府間パネル Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC)

通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて[…]

光学的同定 optical identification

可視光以外の波長域で観測され検出された天体や現象に対し、可視光観測によってその光学対応天体を探し、同定すること。

広視野赤外線探査衛星 Wide-field Infrared Survey Explorer(WISE)

WISE衛星のこと。

恒星時 sidereal time

春分点の時角のことで、子午線に対する春分点の方向、あるいは春分点を基準とした地球の自転量と考えてもよい。恒星時は15°を1時間の割合で換算して時分秒の単位で表す。つまり、恒星時とは春分点が子午線を通過してからの時間と考え[…]

恒星日 sidereal day

恒星日とは恒星時0時から次の恒星時0時までの時間のこと、すなわち、春分点が南中してから次の南中までの時間である。春分点そのものも歳差・章動により変動するが、1日における変動量は十分小さいので、地球が恒星に対して360°自[…]

恒星年 sidereal year

恒星に対して地球が太陽の周りを1公転する周期のこと。天球上において、太陽が恒星に対して黄道を一周する周期といってもよい。365.25636日である。これに対して、春分点を基準として太陽が黄道を一周する周期が太陽年(365[…]

国際天文学連合 International Astronomical Union(IAU)

国際協力を通じてあらゆる側面から天文学の発展を図ることを目的として、1919年に設立された非政府の世界組織。国際科学会議(ISC、2017年以前はICSU)に属する40の国際学術団体の一つである。天文学者を代表する国の機[…]

古在由秀 KOZAI Yoshihide

日本の天文学者(1928-2018)。1952年に東京大学東京天文台助手に着任。1958年東京大学理学博士。同年から1963年までスミソニアン天体物理観測所・ハーバード大学天文台客員研究員として滞米。帰国後東京天文台助教[…]

ザイデル収差 Seidel aberrations

レンズや鏡の形状により生じる光学収差には数学的な考察から、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲という5つの基本的なパターンがあることが1857年のザイデル(L. von Seidel)の研究で示された。波面収差W[…]

サイドローブ side lobe

アンテナのビームパターンのうち、主ビームの広がりの外側にできる、同心円状ないし局所的に感度が高まっている部分。主ビームとの境界には明確な定義はないが、通例、中心から離れる方向に対して最初の極小値となる範囲で囲まれた部分の[…]