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「画像説明文」に含まれる"telegram频道购买(SMMFS.COM)克隆群组活人,127"の検索結果(94件)

アーロンソン Aaronson, Marc

マーク・アーロンソン(Marc Aaaronson; 1950-1987)はアメリカの天文学者。キットピーク天文台の4mメイヨール望遠鏡で観測中の事故で死亡した。 アーロンソンはロスアンジェルスで生まれ、カリフォルニア[…]

ICカタログ IC catalogue

星団、星雲、銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体を集め、その天球上での位置を示したカタログ。NGCカタログを補足するものとしてドライヤー(John Dreyer; ドレイヤーとも表記)が発表したインデックスカ[…]

あかり衛星 AKARI satellite

宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部(現・宇宙科学研究所)が中心となって開発した赤外線天文衛星。2006年2月22日にM-Vロケットで高度約750 km の太陽同期軌道に打ち上げられた。口径68.5 cm の炭化ケイ素[…]

アクロマート achromat

屈折率の異なる二種類の硝材で作った2枚のレンズを組み合わせて、二つの波長で色収差をなくするように設計された色消しレンズ。

暗黒星雲 dark nebula

ガス星雲のうちで、低温度(20 K程度)かつ高密度(500水素原子 cm-3 程度以上)で、多量のダストを含むため、背後の天体からの光がダストに遮られて黒い雲のように見えるもの。この名称は見かけの様相に由来する。暗黒物質[…]

Ⅰa型超新星 type-Ia supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。水素のスペクトル線が見られるⅡ型と見られないⅠ型とに大別されるが、I型でもシリコンのスペクトル線が見られるものがⅠa型と分類される。 Ⅰa型は、連星[…]

位置-速度図 position-velocity diagram

天球上で指定した線に沿ってスペクトルを並べ、一方の軸を線に沿った位置、他方の軸を波長ないし周波数とし、後者をドップラー効果による視線速度の違いとして表した2次元の強度分布図のこと。英語で位置はposition、速度はve[…]

位置標準星 astrometric standard stars

天体の位置は最寄りの位置基準となる天体との相対的位置関係により決定される。その際、位置基準として用いられる天体が位置標準星で、 位置基準星ともいう。天体の精密位置を決める際の基準となる星。その位置は固有運動の情報などとと[…]

いて座A Sagittarius A(Sgr A)

天の川銀河(銀河系)の中心に対応する電波天体。地球から見ていて座の方向に見える。初期の電波観測ではいて座で最も強い電波源であったため、この名で呼ばれるようになった。分解能が高い観測が行われるようになると、電波放射の特徴お[…]

色超過 color excess

天体固有の(真の)色と観測される色の差。天体からの光は、星間ダストなどの星間物質や地球大気による吸収・散乱の影響により、観測されるまでの間にいくらかの光が失われる。この効果を減光と呼ぶが、波長の短い青い光ほどより多く減光[…]

ウォルフ-ライエ星 Wolf-Rayet star

高温で高光度の恒星、HR図上でもっとも左上の領域を占める。1867年にウォルフ(C.J.E. Wolf)とライエ(G. Rayet)によって幅の広い輝線だらけのスペクトルを示す奇妙な星として発見された。大質量星のなかでも[…]

宇宙検閲官仮説 cosmic censorship hypothesis

重力崩壊の最終段階では物質のエネルギー密度や時空の曲率が無限に大きくなり一般相対性理論で扱う時空の概念が破綻する。このような領域を特異点、あるいは特異領域というが、現在のところ特異点を支配する物理法則は知られておらず、し[…]

NGCカタログ NGC catalogue

デンマーク生まれでアイルランドで活動した天文学者ドライヤー(John Dreyer; ドレイヤーとも表記)が1888年に発表した、星団、星雲、銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体の天球上での位置と様相を示した[…]

遠赤外線 far infrared ray

赤外線の中で、波長の長い(40-400 μm)ものの名称。電磁波を参照。

オーロラ aurora

磁場を持つ惑星の極域に見られる大気の発光現象。惑星磁気圏中のプラズマ粒子が、磁力線に沿って惑星に降下して大気粒子と衝突すると、大気粒子を励起し、励起状態から戻るときに発光する。降下粒子の種類及びエネルギーと大気粒子(原子[…]

おとめ座銀河団への落ち込み運動 Virgo infall motion

局所超銀河団の銀河がおとめ座銀河団の重力に引かれて落ち込んでいる運動のこと。多数の銀河の距離と視線速度(後退速度)を測定し、視線速度がハッブル流からどれくらいずれているかを調べる過程で1980年頃に発見された。天の川銀河[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

カント Kant, Immanuel

カント(Immanuel Kant;1724-1804)は『純粋理性批判』(1781)、『実践理性批判』(1788)、『判断力批判』(1799)の3批判書で知られるドイツの哲学者。近世最大の思想家の一人。ケーニヒスベルグ[…]

キャノン Cannon, Annie Jump

キャノン(Annie Jump Cannon;1863-1941)は恒星のスペクトル分類を初めて系統的に行なったアメリカの女性天文学者。デラウエア州出身。1880年にウェレズリー大学に入学、物理学を学ぶ。1896年にハー[…]