天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"telegram老号(买号联系电报:@zd44444)飞机号还能不能注册飞机账号,EPO"の検索結果(13件)

元期 epoch

天体の天球上の位置を示す時刻をいう。天球座標系自体が時間変化することを想定したものと、天体自体が同一の天球座標系に対して移動すること(固有運動)を想定する場合とがある。前者は、分点とも呼ばれ、地球の歳差や章動などによって[…]

光学くさび optical wedge

ガラスなどの光を透過する薄板の表面に、一方の端からもう一方の端に向かって一定の割合で光の透過率が変わるような処理をした光学素子。これを写真乾板や写真フィルムの前に置いて一様な光で露光し現像すると、露光量の変化に伴って写真[…]

再結合期 recombination epoch

宇宙の初期には温度が高かったため、ほぼすべての原子は電離している。原子核と電子は結合してもすぐに高エネルギーの光子により分解されてしまうからである。宇宙膨張により宇宙の温度が低下すると、高エネルギーを持つ光子の数が減り、[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

蒸着 deposition

金属や酸化物などを蒸発させて、対象素材の表面に付着させて薄膜を形成する方法のこと。真空中で膜物質を飛ばし素材に物理的に付着させる物理気相成長法(PVD; Physical Vapor Deposition)と、膜物質を含[…]

真空蒸着 vacuum deposition

蒸着を参照。

大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

日本天文学会 Astronomical Society of Japan

天文学の振興及び普及を目的とする公益社団法人で、100年を超える歴史を持つ学術団体である。2021年に「天文学のすすめ」を公開した。 日本天文学会は1908年(明治41年)1月19日に創立され、1935年(昭和10年)[…]

ハーバード大学天文台 Harvard College Observatory(HCO)

アメリカのハーバード大学の研究所として1839年に設立された。マサチューセッツ州ケンブリッジにある。1973年以降はスミソニアン天文台(1890年設立)とともに、ハーバード-スミソニアン天体物理学研究センターとして運営さ[…]

パラナル天文台 Cerro Paranal Observatory

チリのアンデス山中標高約2600mのセロパラナルにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)が運営する天文台。口径8.2 mの望遠鏡4台からなるVLT、これに口径1.8 mの望遠鏡4台を加えた光赤外線干渉計VLTI、さらにVIS[…]

物質優勢期(宇宙の) matter dominant epoch(of the universe)

宇宙の支配的なエネルギー成分が物質成分となっている時期のこと。質量密度に比べて圧力の無視できる物質成分のエネルギー密度は、宇宙膨張に対してスケール因子の3乗に逆比例して減少する。これに対し、大きな圧力を持つ放射成分のエネ[…]

分割鏡 segmented mirror

大型非球面主鏡をセグメントと呼ばれる分割した部分鏡として製作し、これらを組み合わせて、全体として1枚の鏡として機能するように(回折限界像が得られるように)する方式。大型の鏡を安価で製作することができるが、形状の異なる非球[…]

放射優勢期 radiation dominant epoch

宇宙の支配的なエネルギー成分が放射成分となっている時期のこと。物質優勢期(宇宙の)を参照。