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ウォラストンプリズム Wollaston prism

入射した電磁波(光)をお互いに直交した2つの直線偏光状態に分離する偏光プリズムの1つ。三角柱の形状(プリズム型)をした複屈折性を持つ光学材料を2つ貼り合わせて作製する(図参照)。第一の材料と第二の材料の境界での光の屈折角[…]

X線分光撮像衛星 X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission(XRISM)satellite

XRISM衛星のこと。

局所的日震学 local helioseismology

日震学の一分野。日震学は太陽の固有振動数を精密測定し、これを基にした内部構造診断を行う手法を中心に発展した。これに対して局所的日震学では、たとえば波動場の自己相関関数(または異なる観測点における振動の相互相関関数)を使っ[…]

グリズム grism

grating prismからの造語。プリズムの表面に回折格子を施したもの。目的波長の光が回折格子により曲げられる分をプリズムにより戻して直進させる光学素子。波長分散は回折格子とプリズムの分散の和となる。天体観測装置内の[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

古在機構 Kozai mechanism

中心天体の周りを公転する小天体が他の天体から摂動を受けるとき、小天体の軌道面傾斜角が大きい場合に見られる現象。古在由秀が1962年に初めて明らかにしたのでこの名がある。 古在は、太陽の周りの円軌道上を公転する木星と、木星[…]

サブビームプリズム sub-beam prism

光学くさびを参照。

シーソー機構 seesaw mechanism

ニュートリノに微小な質量を与えるメカニズムで、標準模型に重いマヨラナ質量を持った右巻きニュートリノを導入した理論。 それによって、ニュートリノはディラック質量mDとマヨラナ質量MRの双方を持つが、質量行列を対角化して固有[…]

星震学 stellar seismology

星の振動の観測を利用して星の内部を調べる研究。星の振動は、ガスの圧力を復元力とする音波モード(p-モード)と、浮力を復元力とする重力波モード(g-モード)に大別され、後者は非動径振動にのみ見られる。振動は内部で起きている[…]

双極分子流 bipolar molecular outflow

生まれたての若い星からほぼ反対向き(南極方向と北極方向)に放出される分子ガスの高速の流れ。単に、分子流とも呼ばれる。電波領域の分子輝線により観測され、速度は100 km/sを越すものもある。理論的には、形成途中の原始星近[…]

ダイナモ機構 dynamo mechanism

プラズマの流れと磁場との相互作用による磁場の生成および維持機構のこと。ダイナモ作用ともいう。オメガ効果、アルファ効果、乱流運動による拡散などが重要な要素であると考えられている。恒星におけるダイナモ機構は恒星ダイナモと呼ば[…]

対物プリズム objective prism

望遠鏡の先端部あるいは観測装置の入射瞳に置く低分散プリズムのこと。視野内のすべての天体の光スペクトルを一度に撮影することができる。シュミット望遠鏡でよく用いられる。対物分光も参照。

対物分光 objective spectroscopy

多天体を一度に分光する方法として、マルチスリット分光(スリット分光を参照)や光ファイバーで多くの天体の光を1列に並べ替えて分光するファイバー多天体分光などがある(多天体分光器を参照)。しかし、どちらも非常に複雑な装置とな[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

地動説 heliocentrism

1543年にコペルニクス(N. Copernicus)が、当時の標準的な宇宙観であった天動説に対して提示した説。惑星は中心にある太陽の周りを公転するとした。学術上の名称は「太陽中心説(heliocentrism)」である[…]

天動説 geocentrism

天球上の天体の動きを、地球が宇宙の中心にあって、他のすべての天体はその周りを公転するとして説明するモデルのこと。学術上の名称は「地球中心説(geocentrism)」である。複雑な惑星の見かけの運動を、円運動を基本として[…]

共食い(銀河の) cannibalism

銀河合体のことであるが、特に、小銀河が大銀河に合体して飲み込まれることをいう。力学摩擦によって大きな銀河に落下した小さな銀河が、強い潮汐力によって引き裂かれて壊され、大銀河へと吸収同化され、一体化すること。

日震学 helioseismology

太陽の振動と波動現象の観測を基に、太陽内部の構造を調べる研究分野。1960年代初めに米国のレイトン(R. Leighton)らが発見した5分振動は後に、主に太陽の音波的な固有振動に起因していることがわかり、固有振動数の精[…]

非点収差 astigmatism

ザイデル収差の一つ。光束の縦方向と横方向とで焦点位置が異なるために起こる収差。光学系のレンズや鏡の歪みなどの原因で発生しやすい収差である。円柱レンズなどを用いて補正することがある。

プリズム prism

透明な材質からなる多面体光学素子で、光を分散、屈折、全反射、複屈折させるのに用いられる。頂角 A 、屈折率 n(λ) の三角プリズムによる、波長 λ の光の屈折角 ε は、薄いプリズムの場合 ε(λ) 〜 (n(λ[…]