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グリズム

 

よみ方

ぐりずむ

英 語

grism

説 明

grating prismからの造語。プリズムの表面に回折格子を施したもの。目的波長の光が回折格子により曲げられる分をプリズムにより戻して直進させる光学素子。波長分散は回折格子とプリズムの分散の和となる。天体観測装置内の平行光束中の瞳位置にグリズムやフィルターを交換配置できると直進光学系で分光観測撮像観測を切り替えて行うことができるので、近年多用されている。

2018年09月17日更新

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    *プリズムと透過回折格子を貼り合わせたグリズム。波長分散はプリズムによるものと回折格子によるものが合成された形となる。所望の中心波長が直進するように設計することができる。
    佐々木敏由紀「グリズム」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測I』第2版 6.6節、図6.28 (日本評論社)
    海老塚昇氏によりすばる望遠鏡FOCAS用に開発されたグリズム。右から左へ順に、低分散(0.4"スリット使用時の波長分解能R=600)、中分散(R=1400)、高分散エシェルタイプ(R=2600)の表面刻線レプリカプリズム、および高分散VPHグリズム(R=2600)。
    佐々木敏由紀「グリズム」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測I』第2版 6.6節、図6.29 および口絵3 (日本評論社)。原論文はN. Ebizuka, et al., "Grism and Immersion Grating for Space Telescope," The 5th International Conference on Space Optics (ICSO 2004), ESA, SP-554, 743-749, (2004) および 海老塚 昇、"グリズムを用いた天体観測," 光学 39, 566-571, (2010)。