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R型星 R-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。N型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。漸近巨星分枝進化でヘリウム殻フラ[…]

アルマ望遠鏡 Atacama Large Millimeter/sub-millimeter Array(ALMA)

南米チリのアンデス山脈の中、標高5000mのチャナントール高原に建設された、周波数80-950 GHz帯のミリ波サブミリ波領域で稼働する電波干渉計。口径12 mと7 mのアンテナ計66台を最大基線長16 kmで展開し、大[…]

A型星 A-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、B型星よりも低温の星。表面温度は~9,600(K)。質量は太陽の2倍程度。水素のバルマー線が最も強い。主な吸収線は電離金属線(MgII、SiII)。例、シリウス A1。 スペク[…]

S型星 S-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。表面温度はR型星、N型星よりも低くく、M型星に近い。炭素の多い星のうち、大気の炭素と酸素の組成比がC/O>1のとき炭素星、C/O<1のときS型星とされる[…]

X線解離領域 X-ray dissociation region

X線によって分子雲が解離された領域。 電離光子がガスを電離して形成される領域が電離領域であるが、天体から放射される電離光子が周囲のガスを電離すると、天体の周りに電離領域が形成される。水素を電離する13.6eVのエネルギ[…]

N型星 N-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。R型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。C2、CN、CH分子による[…]

F型星 F-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、A型星よりも低温の星。表面温度は~7,200(K)。質量は太陽の1.25倍程度。水素のバルマー線は中間。主な吸収線は中性金属線、電離金属線、カルシウムH、K線。例、カノープス F0。[…]

M型星 M-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する非常に低温の星。表面温度は~3,900(K)。ヘルツシュプルングによって該当する恒星には、質量・大きさ・絶対光度のいずれもが大きく異なる2種類があることが発見され、小さて軽く暗い星を[…]

O型星 O-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する最も高温の星。表面温度は∼45,000(K)以上。質量は太陽の約25-120倍。水素のバルマー線は無いか弱い。主な吸収線は電離ヘリウム線(HeII)、高電離の炭素(CIII)、窒素([…]

解離 dissociation

分子を構成する原子(もしくはもとの分子よりも小さな分子)が離脱すること。 光解離領域、電離も参照。

解離平衡 dissociation equilibrium

分子の生成率と解離率がつり合っている状態。電離平衡、解離も参照。

角径距離 angular diameter distance

角径距離(角度距離、角直径距離ともいう)は、天体の実際の大きさと見かけの大きさの比にもとづいて定義される距離である。座標距離 $r$(赤方偏移 $z$)に大きさ $D$ の天体があり、その見かけの広がりが現在角度 $\D[…]

金環日食 annular eclipse

金環食ともいう。日食を参照。 国立天文台三鷹 金環日食映像(2012年5月21日) https://youtu.be/RrIbnr2DRBo

K型星 K-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、G型星よりも低温の星。表面温度は~5,300(K)。質量は太陽の0.8倍程度。水素のバルマー線は非常に弱い。中性金属線、CH、CN分子の吸収線が顕著になる。例、アークトウルス K2。[…]

蛍光比例計数管 gas scintillation proportional counter

入射X線によりガス中で生じた一次電子群を、電場で加速することによってシンチレーション光(蛍光)を発生させ、この励起光を光電子増倍管で電気信号として取り出すX線検出器。比例計数管よりエネルギー分解能が2倍ほど高く、てんま衛[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

恒星系力学 stellar dynamics

球状星団や銀河など多数の恒星からなり、重力で相互作用する多体系の進化を扱う力学。 1粒子分布関数 $f(\boldsymbol{x}, \boldsymbol{v}, t)$ に対する無衝突ボルツマン方程式 が基礎[…]

光度距離 luminosity distance

見かけの光度に基づいて遠方天体の距離を表す量。 宇宙膨張や空間の曲率の効果が無視できないほど遠方では光度距離と角径距離という2つの異なる距離を使い分ける必要が出てくる。光度距離 $d_{\rm L}$は、$d_{\rm […]

混合距離理論 mixing length theory

乱流的対流についての古典的理論。恒星内部や恒星大気などでの対流を扱うのに用いられる。対流要素が生まれてから上昇し周りにエネルギーを与えて消えるまでに動く平均的な距離を混合距離というパラメータとし、これにより対流によって運[…]

G型星 G-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、F型星よりも低温の星。表面温度は~6,000(K)。質量は太陽とほぼ同じ。水素のバルマー線は弱い。主な吸収線はカルシウムH、K線(CaII)、中性鉄線(FeI)、CH分子。例、太陽G[…]