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LBV luminous blue variable

高光度青色変光星を参照。

ゴースト ghost

光学系を構成する光学素子は完全ではないために、明るい光源(天体)からの光の意図しない反射などにより生じる偽物の像。透過素子であるレンズは、わずかであってもレンズ表面での反射が避けられない。反射した光は別のレンズや鏡などを[…]

高アルミニウムカルシウム含有物 Calcium-aluminium-rich inclusion

CAIを参照。

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

光度階級 luminosity class

星の光度の違いを区別するための分類。1940年代にヤーキス天文台のモルガン(William Morgan)とキーナン(Phillip Keenan)によって導入された。 ローマ数字を用いて明るい方から、Ia, Iab,[…]

光度階級分類(銀河の) luminosity class(of galaxies)

渦巻腕の発達の度合いと渦巻銀河の光度(絶対等級)に相関があることを利用して、渦巻腕の見え方に基づいて銀河を5段階の光度階級に分類したもの。ヴァンデンバーグ(S. van den Bergh)によって考案された。光度階級は[…]

光度関数 luminosity function

特定の種類の天体に対して、単位体積あたりに存在する数を明るさ(光度あるいは絶対等級)の関数として表したもの。さまざまな天体の基本的な観測量である。あるバンドにおける光度 L - L+dL(または絶対等級 M - M+dM[…]

光度関数(銀河の) luminosity function(of galaxies)

どの明るさの銀河がどれだけの頻度で存在するかを表す関数。 光度 L から L+dL の範囲にある銀河の単位体積当たりの数密度 φ(L)dL で定義される。 光度には、(観測者が指定する)あるバンドにおける光度(正確には単[…]

光度距離 luminosity distance

見かけの光度に基づいて遠方天体の距離を表す量。 宇宙膨張や空間の曲率の効果が無視できないほど遠方では光度距離と角径距離という2つの異なる距離を使い分ける必要が出てくる。光度距離 $d_{\rm L}$は、$d_{\rm […]

光度密度 luminosity density

宇宙の単位体積当たりの光度のこと。いわば宇宙空間の明るさである。光度には、(観測者が指定する)あるバンドにおける光度(正確には単位周波数当たりの光度)が用いられ、体積には共動体積が用いられる。ある赤方偏移における光度密度[…]

CAI calcium-aluminum-rich inclusion

炭素質隕石に含まれる、アルミニウムとカルシウムに富む白色の包有物。Calcium-aluminium-rich inclusionの略語で、高アルミニウムカルシウム含有物とも呼ぶ。高温の原始太陽系円盤のガスから最初に凝縮[…]

質量-光度関係(星の) mass-luminosity relation

星の質量と光度の間に見られる関係。星の内部で発生したエネルギーが放射によって運ばれる場合には、光度L、質量M の間の関係は大ざっぱには L∝μ4M3/κ となる(μ はガスの平均分子量、κ は不透明度)。不透明度が電子散[…]

質量-光度比 mass-to-luminosity ratio

天体の質量 M を光度 L で割った量で、 単位光度を放射するのに必要な質量を意味する。 これが大きい天体は放射の効率が低い。 天文学固有の量であり、主に恒星以上の階層の天体に適用される。 生の値が扱われることはほとんど[…]

渋川春海 SHIBUKAWA Harumi

初代の幕府天文方(1639-1715)。幕府碁方(ごどころ)安井算哲(やすいさんてつ)の子、幼名を六蔵といい、後に助左衛門と改名、さらに安井家の本姓渋川を名乗った。幼時から天文に優れ、暦学は岡野井玄貞(おかのいげんてい)[…]

周期-光度関係 period-luminosity relation

主に、変光星について、その変光周期と平均光度の間で成り立つ法則。セファイドやミラ型変光星での法則が有名。脈動変光星では、恒星の内部構造の不安定性が変光の原因となっているため、このような関係が成り立つ。周期-光度関係を用い[…]

照射パターン illumination pattern

電波望遠鏡の主鏡面に対する感度分布。主として給電系の設計で調整する。一般に、光学系は電磁波の進行方向を逆向きにすれば受信と送信とが対称になる(光学の相反定理)ので、電波望遠鏡では送信用の用語を受信用に転用することが多く、[…]

シンクロトロン放射 synchrotron radiation

光速に近い速度の荷電粒子(主に電子)が磁力線の周りを円運動しながら進むときに放出される電磁波。シンクロトロン放射光は連続スペクトルを示し、指向性が強く、偏光度が高い。活動銀河核の中心にあるブラックホール周辺からのジェット[…]

太陽光度 solar luminosity

天体の光度を表す際によく使われる単位。太陽の光度であり、記号 $L_{\odot}$ で表す。 である。

超高光度赤外線銀河 ultra luminous infrared galaxy(ULIRG)

エネルギーの大半を赤外線で放射していてその光度が太陽の1兆倍を超える銀河のこと。英語の省略形ULIRGがそのまま使われることもある。それより一桁小さい1千億倍以上の光度をもつ銀河を高光度赤外線銀河(LIRG)と呼ぶ。これ[…]

超光速運動 superluminal motion

みかけ上、光速度を超えた速度で運動しているように見える現象。ある天体が、光速度に近い速度でわれわれの視線に対して斜め方向に近づきながら、電磁波を放射している場合、視線に垂直な天球面上で、その物体があたかも光速を超えて運動[…]