天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"telegram会员支付方式➡️【SMMFS.COM】引流克隆群组,168"の検索結果(622件)

R型星 R-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。N型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。漸近巨星分枝進化でヘリウム殻フラ[…]

IRCS Infrared Camera and Spectrograph

すばる望遠鏡の近赤外線撮像分光装置。観測波長は 0.9-5.6 μm で撮像、グリズム分光、およびエシェル分光(最高の波長分解能 =20000)の3つの観測モード持つ。1024x1024画素のインジウムアンチモン赤外検出[…]

アウトバースト outburst

天体の急激な増光現象をいう。可視光に限らず、電波、X線、ガンマ線

アクシオン axion

冷たいダークマターの候補となる素粒子の一種。量子色力学(QCD)におけるCPの破れの問題を解決するために導入された粒子である。ここで、Cとは電荷の符号を反転する変換、Pとは空間座標を原点に対して反転させる変換である。実験[…]

圧力幅 pressure broadening

天体が示すスペクトル線には周波数ないし波長方向に幅があり、その形は幅ができる原因によって異なる。このうち、ガスを構成する原子や分子が十分な圧力を示す際に顕著になる成分を圧力幅という。ローレンツ関数型をしており で表[…]

アボガドロ定数 Avogadro constant

物質1モル(mol)に含まれる構成要素(原子、分子など)の数。12 g (グラム)の炭素12Cに含まれる原子の総数として定義されている。一般に記号 $N_{\rm A}$ で表される。イタリアの化学者アボガドロ(A. A[…]

アルファ元素 alpha nuclei

原子核のなかで12C, 16O, 20Neのように、 中性子数と陽子数が偶数で等しいもの。α粒子(4He)の集まりと見なせることから、この名前で呼ばれる。これらの元素は重い星の中心部で、ヘリウム燃焼および、それに続く炭素[…]

アルファ磁気分光器 Alpha magnetic spectrometer

磁場を利用して高エネルギー宇宙線や未知の粒子の電荷と運動量を測定する装置。Alpha Magnetic Spectrometer の頭文字をとって AMSと略称される。米国エネルギー省が主スポンサーで、代表研究者サミュエ[…]

アンテナ温度 antenna temperature

電波望遠鏡で受信された信号の強さを表す物理量で温度の物理次元を持つ。$T_{\mathrm{A}}=\frac{W_{\nu}}{k_{\rm B}}$ で与えられる。ここで、$W_{\nu}$ は単位周波数あたりの電力[…]

アンテナ開口能率 aperture efficiency

アンテナの物理的な面積 $A_{\rm{p}}$ に対する、電波を受信するのに有効に使われる面積 $A_{\rm{e}}$ の比($\eta_{\rm A}=\frac{A_{\rm{e}}}{A_{\rm{p}}}$)[…]

アンテナ利得 antenna gain

アンテナの性能を表す量の1つ。特定の方向について、それ以外の方向に比べてどの程度の感度を持つかを示す量で、どの方向に対しても一様に感度を持つ無指向性アンテナを基準とする。方向依存性まで含む場合は、ビームパターンと同一の概[…]

イオン化平衡 ionization equilibrium

電離平衡を参照。

イオン化ポテンシャル ionization potential

電離ポテンシャルを参照。

イオンサイクロトロン波 ion-cyclotron wave

電磁流体中を伝搬するアルベーン波の一種。電磁流体波動は、イオンのジャイロ周波数 Ωcより低い周波数帯(ω<<Ωc)での波動であるが、背景磁場に平行方向に伝搬するアルベーン波では、左偏波のイオンサイクロトロン波[…]

イオン-分子反応 ion-molecule reaction

気相中のイオンと分子との反応。 イオンが分子に接近すると、イオンによる電場で分子が分極して双極子モーメントが誘起される。 この誘起双極子とイオンとの間に働く引力ポテンシャルは距離 r の-4乗(r -4)の依存性をもち、[…]

イギリス式架台 English mount

望遠鏡の赤道儀式架台形式の一種。極軸(赤経軸)が南北二か所のピアで支えられており、かつ望遠鏡筒が極軸と平行にオフセットして設置されているのが特徴。極軸周りの重量バランスをとるために、極軸と直交する赤緯軸上で、極軸に対して[…]

位相空間 phase space

力学系の運動を記述する位置(または一般化された座標)と(それに共役な)運動量を座標とする空間。したがって3次元空間を運動するN個の粒子の場合、位相空間は6N次元となる。数学で使われる位相空間(topological sp[…]

位相クロージャー phase closure

電波干渉計において、閉曲線を形作るような基線間で取得されたビジビリティを用い、それらの位相を合成して得られる量。たとえば、素子アンテナA, Bで構成される基線が測定するビジビリティ  ${\it \Gamma}_{\ma[…]

位相スイッチング phase switching

ヘテロダイン受信機を用いた電波干渉計において、周波数変換に用いる局部発振器信号に位相変調を加えるとともに、より下流側の中間周波数信号部以降で変調と対になる位相復調を行う操作のこと。中間周波数部で起こる混信の除去を目的とし[…]

位相速度 phase velocity

波動の山谷の形が進む速度のことで、周波数を ${\omega}$、波数を ${k}$ とすると、 $v_{\rm ph}={\omega}/ {k}$ で定義される。一方群速度は、 $v_{\rm g}=\parti[…]