天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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IXPE衛星 IXPE satellite

(Imaging X-ray Polarimetry Explorer) NASAとイタリア宇宙機関の協力により、2021年12月9日にケネディ宇宙センターからスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられたX線 偏[…]

あかり衛星 AKARI satellite

宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部(現・宇宙科学研究所)が中心となって開発した赤外線天文衛星。2006年2月22日にM-Vロケットで高度約750 km の太陽同期軌道に打ち上げられた。口径68.5 cm の炭化ケイ素[…]

イトカワ Itokawa

はやぶさ探査機の詳細観測とサンプルリターンのターゲットになった小惑星。1998年に発見され1998 SF36の仮符号がつけられ、後に正式に登録されて、日本のロケット開発の先駆者である糸川英夫にちなんでイトカワ(25143[…]

宇宙科学研究所 Institute for Space and Astronautical Sciense(ISAS)

日本の天文学研究(主にスペースからの観測)の中心研究機関の一つ。前身は東京大学附置研究所の一つであった宇宙航空研究所。1981年に東京大学を離れて大学共同利用機関宇宙科学研究所となった。2003年10月に、宇宙開発事業団[…]

宇宙科学研究本部 Institute for Space and Astronautical Sciense(ISAS)

宇宙科学研究所を参照。

小田稔 ODA Minoru

日本の宇宙物理学者(1923-2001)。札幌市出身、大阪帝国大学物理学科を卒業後、同大学助手、大阪市立大学助教授、1956年に東京大学原子核研究所に移る。実験物理学からスタートして電波天文学に転向、1953年マサチュー[…]

オメガ効果 omega effect

ダイナモ機構において、磁場が存在するプラズマ(電磁流体)が差動回転することで、回転方向成分の磁場が生じる効果のこと。天体ダイナモにおいては、恒星の対流層、銀河内の星間物質、降着円盤などの差動回転するガス中で発生していると[…]

荷電交換反応 charge exchange reaction

プラズマ中で中性原子の電子が自身の束縛エネルギーに等しいエネルギーのイオンの束縛状態に移行する反応。 電子は通常高い励起状態に移行するので、基底状態に遷移するとき高いエネルギーの単色X線を放射する。そのため通常の熱的プ[…]

観測ロケット sounding rocket

赤外線や紫外線観測など地球大気の影響で不可能な観測を行うために打ち上げるロケット。人工衛星のように地球周回軌道に乗るのではなく、弾道飛行を行うロケット自身に観測装置が搭載され、落下までの間に観測を行う。多くの予算と開発期[…]

気球観測 baloon-born observation

地球大気の吸収により地上の望遠鏡や施設では不可能または困難な赤外線や紫外線、X線、宇宙線などを気球に搭載した望遠鏡などで観測する手法。ヘリウムガスを用いる大型の気球で30km以上の高度に到達でき、高度10km程度の飛行機[…]

木村栄 KIMURA Hisashi

日本の天文学者(1870-1943)。金沢生まれ、1892年に東京帝国大学星学科を卒業、水沢国際緯度観測所長として赴任した。水沢での緯度観測データが他国のデータと整合しない原因を追究、緯度変化の式にすべての観測所に共通す[…]

銀河団ガス intracluster gas

銀河団の内部に充満している数千万度から1億度の高温ガス。ガスは電離状態にあり、X線を放射している。銀河団ガスは銀河団の全バリオンの約8割(質量比)を担っており、星は残り2割に過ぎない。銀河団ガスは、主にダークマターで決ま[…]

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

SPICA SPICA

2030年前後の打ち上げを目指して、日本、ヨーロッパ各国、カナダ、アメリカなどが共同で開発を進めている次世代の宇宙赤外線望遠鏡。Space Infrared Telescope for Cosmology and Ast[…]

スペースVLBI space VLBI

1つ以上の素子アンテナを人工衛星に搭載して実現する超長基線電波干渉計のこと。地球上に設置されたアンテナだけで構成する超長基線電波干渉計(VLBI)では、最大基線長を地球直径以上に離すことができないため、観測周波数を指定す[…]

セイファート銀河 Seyfert galaxy

活動銀河核を持つ銀河の一種で、1943年にセイファート(C. Seyfert)によって発見された。明るい核と、通常の銀河とは明らかに異なるスペクトルを持つ。セイファート銀河のスペクトルは、可視光から紫外線にわたる青い連続[…]

中間赤外線 mid-infrared ray

赤外線の中で、中間波長(3-40 μm)のものの名称。赤外線および電磁波を参照。

ディザリング dithering

撮像観測において少しずつ撮像視野(写野)を変えながら撮像するテクニック。主に2つの目的に利用される。 一つは検出器の感度むらや光学系のけられを補正するフラット補正のための補正データ(フラットフィールド)を取得するためで[…]

寺尾寿 TERAO Hisashi

日本の天文学者(1855-1923)。門下生には平山信、木村栄、平山清次らがおり、初代東京天文台長(1888-1919)、初代日本天文学会長(1909-1919)を務め、近代日本天文学の基礎を固めた。1878年に東京大学[…]

とかげ座BL型天体 BL Lacertae object

活動銀河核の一種。クェーサーのような恒星状の天体。可視光では強い連続光を持ち、輝線は目立たない。一日以下の短い時間スケールで大きな変光が見られる。また、強い直線偏光も見られる。これらの特徴により、当初は変光星であると考え[…]