天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ウィーンの変位則 Wien's displacement law

黒体放射のスペクトル(プランク分布)の最大エネルギーを与える波長 $\lambda_{\rm max}$ とその黒体の温度 $T$ の積(または最大エネルギーを与える振動数と黒体温度の比)は定数になるという法則。以下の式[…]

エネルギー等分配の法則 law of energy equipartition

熱平衡においては各自由度に kBT/2 のエネルギーが等しく分配されることを表す統計物理学の法則。ここで kB はボルツマン定数、T は温度である。考えている自由度において kBT に比べて十分に狭いエネルギー間隔で多数[…]

エネルギー保存則 law of energy conservation

運動、重力、電気、熱のように形態は変化しても、これらのエネルギーの総和は系全体では保存することを述べた物理法則。外界への仕事や摩擦熱の発生により、一見成り立たないように思える場合も、その外界や摩擦熱を含めて系を再定義する[…]

角運動量保存則 law of the conservation of angular momentum

外力が働かないか、外力が中心力の場合、角運動量の値が一定のまま変化しないことを述べた法則。角運動量とは、天体の位置ベクトルを $\boldsymbol {r}$、運動量を $\boldsymbol {p}$ とすると、$[…]

キャリントン-シュペーラーの法則 Carrington-Spörer's Law

シュペーラーの法則を参照。

キルヒホッフの法則 Kirchhoff's law

放射平衡にある状態では、物質から放射されるエネルギーと物質に対して照射される外部放射の吸収率の比が、光の波長や物質に関係なく一定で温度のみの関数になるというもの。すなわち、特定の波長の光を吸収しやすい物質は、同じ波長の光[…]

屈折の法則 law of refraction

スネルの法則を参照。

ケプラーの法則 Kepler's laws

ケプラー(J. Kepler)がティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)による惑星の観測データを解析して発見した惑星の軌道や運動についての法則のこと。第1法則、第2法則、第3法則がある。これらは、それぞれ次のようになる[…]

コルモゴロフ則 Kolmogorov law

コルモゴロフ(A. Kolmogorov)がエネルギー散逸の考察により導いた乱流のエネルギースペクトル。3次元の一様で等方的な乱流の場合、波数 k~k+dk の範囲に含まれるエネルギー E(k)dk はk-5/3 に比例[…]

サーコフスキーの経験則 Serkowski's law

星間偏光の波長依存性を表す経験式。波長λmaxで偏光度が最大値Pmaxをとるとき、波長λでの偏光度Pλは、Kを任意定数として、次式でほぼ与えられる。 Pλ/Pmax=exp [-K loge2(λmax/λ)] […]

指数法則(銀河の輝度分布の) exponential law

渦巻銀河とレンズ状銀河の銀河円盤の表面輝度プロファイルを記述する近似式。 I を表面輝度、rを半径として、$\log \frac{I}{I_e} = - 0.729 \left[\frac{r}{r_e}-1 \righ[…]

周期律 periodic law

周期表(元素の)を参照。

シュテファン-ボルツマンの法則 Stefan-Boltzmann law

単位面積を通って、単位時間あたりに放出される黒体放射の全エネルギーIは温度Tの4乗に比例する、すなわち、 I(T) = σ T 4 となるという法則。この比例定数 σ をシュテファン-ボルツマン定数と呼ぶ。その値は σ=[…]

シュペーラーの法則 Spörer's law

横軸に時間、縦軸に緯度をとった図面内に太陽黒点の出現する場所を記録していくと、11年ごとに時間とともに黒点の出現緯度が中緯度から赤道に向かって近づくパターンが現れる。これを発見者であるドイツのシュペーラー(G. Spör[…]

シュミット則 Schmidt's law

星間物質の平均密度とそこでの星形成率(星生成率ともいう)とのあいだにべき乗則が成り立つとする法則。観測による裏付けをケニカットが示してからはケニカット・シュミット則ともいうようになった。もともとは、星間物質が自発的に収縮[…]

スケーリング則(銀河の) scaling law

光度、表面輝度、内部運動速度など銀河全体を表す物理量の間に見られる相関関係。たとえば2変数の場合は y ∝ x n(n は定数)という形をとる。楕円銀河のスケーリング則には、3つの物理量の間の極めて強い相関である基本平面[…]

スネルの法則 Snell's law

屈折率 $n_1$ の媒質から入射角 $\theta_1$ で入射した光線が屈折率 $n_2$ の媒質中に屈折角 $\theta_2$ で出ていくとき、これらの間には の関係があり、これをスネルの法則または屈折の法[…]

セルシック則 Sersic law

セルシック(J.L. S'ersic)によって1963年に提案され、1968年のアトラスで広く知られるようになった銀河の表面輝度プロファイルを記述する近似式。 $I$ を表面輝度、 $r$ を半径、$n$ を集中度を[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]

ドゥ・ボークルール則 de Vaucouleurs's law

楕円銀河の表面輝度の分布を中心からの距離の関数で表したときに成り立つとして、フランスの天文学者ドゥ・ボークルール(G. de Vaucouleurs)が提唱した経験則。等級/平方秒の単位(あるいは対数)で表すと、表面輝度[…]