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アイソフォト isophote

等輝度線を参照。

アインシュタイン係数 Einstein coefficient

原子や分子など、ガスを構成する粒子が電磁波を放射・吸収する素過程についてアインシュタインが導入した現象論的な係数で3種に分けられる。差が $\Delta{E}$である2つのエネルギー準位間での状態変化に伴い放射・吸収され[…]

アインシュタインリング Einstein ring

重力レンズによって作られる遠方天体のリング状の像。重力レンズを引き起こす天体(銀河、クェーサー、銀河団)と同じ視線上の真後ろに点光源がある場合に完全な円環の像ができる。この円環の半径がアインシュタイン半径である。銀河団に[…]

アクロマート achromat

屈折率の異なる二種類の硝材で作った2枚のレンズを組み合わせて、二つの波長で色収差をなくするように設計された色消しレンズ。

X線 X-ray

波長が0.01-1nm 程度である電磁波の名称。波長が0.2 nm程度より短いものを硬X線、それより長いものを軟X線ということがある。電磁波も参照。 1895年にドイツのレントゲン(W. R”ontgen)により発見さ[…]

干支 Chinese zodiac sign

干支とは十干と十二支を組み合わせて作った符号で、10と12の最小公倍数である60の組み合わせがある。十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)は、きのえ・きのと、ひのえ・ひのと、つちのえ・つちのと、かのえ・かのと、みずのえ・みずのとで[…]

Na D線 Sodium D line, Na-D line

中性ナトリウム原子により吸収あるいは放出される可視光域のスペクトル線。 D1(589.594nm)とD2(588.997nm)の2本がある。ドイツの物理学者フラウンホーファー (J. von Fraunhofer)は太[…]

[OⅢ]線 [OⅢ] line

気相中にある2階電離した酸素原子が放出する禁制線。 許容線と呼ばれる通常の放射は電気的な双極子放射に対応していて放射性遷移確率が高いが、禁制線は電気四重極子や磁気双極子としての放射性遷移に対応しており、遷移確率が低い。[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

化学特異星 chemically peculiar star

吸収線スペクトルが大きな異常を示し、星の大気の組成が太陽系組成と大きく異なると見られる星。さまざまな種類が存在するが、主なものには以下の型がある。1974年にプレストン(G.W. Preston)によって示された4つの分[…]

グレートウォール Great Wall

宇宙の大規模構造の一つの名称。1980年代にハーバードスミソニアン天体物理学センター(CfA)のハクラ(J. Huchra)とゲラー(M. Geller)らによって行われた銀河の赤方偏移サーベイで見つかった。銀河の空間分[…]

国際度量衡局 International Bureau of Weights and Measures

メートル条約に基づいて1875年に設立された国際的な研究機関で、その活動と予算は条約加盟国(2021年時点で57か国)の合意に基づいて決められる(日本は1885年にメートル条約に加盟)。フランス語の名称(Bureau I[…]

黒体放射 black body radiation

黒体からの熱放射のことをいう。黒体から単位面積を通して単位時間、単位立体角、単位周波数あたり放射されるエネルギー密度は、黒体の温度だけで決まり、プランク分布で記述される(プランクの法則を参照)。黒体の温度が高くなるほどエ[…]

コロナホール coronal hole

コロナからの放射が極端に少ない領域のことで、太陽全体のコロナ像を見るとコロナにあいた穴のように見えるためにこのような名前で呼ばれている。この存在は地上のコロナグラフによる太陽極領域の観測により1950年代に発見された。極[…]

サブミリ波 submillimeter(radio)wave

電波の中で最も短い波長(0.1-1 mm程度)をもつものの名称。 ミリ波やサブミリ波では低温度の星間物質(分子雲や星間ダスト)中にある分子の輝線が多く観測される他、ダストの熱放射もこの波長域に強度ピークを持つ。サブミリ[…]

絞り diaphragm

カメラのレンズなどの光学系において、通過する光量を調節するために設ける円形(に近い)穴の開いた遮蔽板。民生品では、必要な光量に容易に調整できるように複数の薄い板で構成し穴の直径(面積)を変化させる形式のものが多い。撮像す[…]

シラス(巻雲) cirrus

主に遠赤外線による観測によって、天の川銀河(銀河系)の円盤から離れたところにもやもやとした構造として見られる星間雲。地球上の雲である巻雲(シラス雲)と見かけが似ているため、この名前が付いた。星間ダストの熱放射に起源を持つ[…]

SCExAO SCExAO

すばる望遠鏡のためのコロナグラフ超補償光学系。Subaru Coronagraphic Extreme Adaptive Opticsの略語で、スケックス・エーオーと呼ぶ。SCExAOは、口径8.2mのすばる望遠鏡と補償[…]

ステラーコロナグラフ stellar coronagraph

明るい恒星のごく近傍にある伴星や惑星など暗い天体を観測するために用いられる装置。太陽系外惑星の直接撮像法による検出で広く用いられる。もともと、太陽の明るく光る部分の外側にある、コロナと呼ばれる薄い大気の観測のために開発さ[…]

SLIM SLIM

 小型月着陸実証機SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)は、 ・月の狙った場所へのピンポイント着陸 ・着陸に必要な装置の軽量化 ・月の起源を探る といった目的を小型探査[…]