天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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エマルションチェンバー emulsion(cloud)chamber

原子核乾板やX線フィルムなどの感光材料を鉛板の間に挿入したもので、高エネルギー粒子の相互作用により発生する電磁シャワーの発達を測定し、エネルギーを決めるカロリメータと呼ばれる種類の粒子検出器の一種である。優れた位置分解能[…]

ケック望遠鏡 Keck Telescope(W.M. Keck Observatory)

アメリカのハワイ島マウナケア国際天文台にある有効口径10mの2台(Keck-I, Keck-II)の望遠鏡。カナリー大型望遠鏡に次ぐ世界第2位の口径である。ケック財団からの資金援助によりKeck-Iが1993年に、Kec[…]

月食 lunar eclipse

太陽-地球-月がこの順番にほぼ一直線となり、地球の影に月が入って暗くなる現象。地球の半影に入る場合は月が暗くなったことはほとんどわからない。このため、一般的には単に月食というと、月が地球の本影に入る本影月食のことを指す。[…]

嫦娥計画  Chang'e program

中国(中華人民共和国)が行っている一連の月探査計画(Chinese Lunar Exploration Program:CLEP)。嫦娥(じょうが:英語ではChang'e)とは中国の神話に登場する月に住む女性の名称で、「[…]

食分 magnitude of eclipse

日食において、月によって覆われた太陽の直径の度合いのこと、あるいは月食において、本影によって覆われた月の直径の度合いのことを食分と呼ぶ。 太陽の視半径を $s$、月の視半径を $m$、月と太陽の中心間の角距離を $d$[…]

星食 lunar occultation

月による星の掩蔽、すなわち月が星の前を横切り、星を隠す現象のこと。星が月の縁ぎりぎりをかすめていくような場合をとくに接食と呼ぶ。

接食 grazing lunar occultation

星食を参照。

太陰暦 lunar calendar

月の満ち欠けの周期である朔望月(約29.5日)を単位とした暦。実際の1月は30日の大の月と29日の小の月をほぼ交互に繰り返す。1月という概念はあるが、1年という概念はない。太陰暦の12か月は約354日で、太陽暦の1年であ[…]

月の位相 lunar phase

新月から次の新月に至る月の満ち欠けの様相のこと。直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値を月齢といい、0 から約29.5までの値をとる。月齢のことを月の位相という場合もある。月と太陽の黄経の差が0°、90°、180[…]

天文電報中央局 Central Bureau for Astronomical Telegrams(CBAT)

彗星や小惑星など新天体の発見や、新星や超新星や注目すべき変光星の増光などの突発現象の情報を発信する活動を行っている非営利組織。CBATと略称されることが多い。「IAUサーキュラー」を不定期に印刷物(葉書サイズ)で発行して[…]

逃走星 runaway star

若い高温度星であるにもかかわらず、天の川銀河(銀河系)の円盤の回転運動に対して異常に速く運動しているもの。もともとは大質量星との連星を構成していたが、相手の星が超新星爆発を起こした結果、飛び出してきた星であると考えられて[…]

逃走的収縮 runaway collapse

重力収縮により密度が上昇したとき、収縮を妨げる圧力などの力も上昇するが、自己重力がそれを上回って増大するため収縮が加速する状況。この逃走的収縮は、分子雲コアで中心密度が105 cm-3 を超すころにはじまり、密度が101[…]

暴走的ガス捕獲 runaway gas accretion

水素とヘリウムからなる外層(エンベロープ)をもつ木星型惑星の形成についてのコア集積モデルでは、微惑星の集積によって成長した固体の原始惑星が重力によって周囲の原始惑星系円盤ガスを捕獲したと考える。このとき、原始惑星の質量が[…]

暴走的成長(微惑星の) runaway growth

微惑星が衝突合体を繰り返して惑星が形成される惑星集積過程の初期の段階において、周りの微惑星より質量が大きくなったものがさらに周囲の微惑星より速く成長し、他から抜きんでて大きくなる現象のことを暴走的成長(または暴走成長)と[…]

マウナケア Maunakea

米国ハワイ州ハワイ島の北部にある標高4205 mの山。裾野にあたる太平洋の海洋底から測ると、10203 mの高さがあり、山体としては世界で最も高い山である。山頂平原には多数の噴石丘があり、最高点であるプウ・ヴェキウは噴石[…]

マウナケア国際天文台 Maunakea Observatories

ハワイ島マウナケアの山頂地域(海抜約4200 m)に設置された天文台群。ハワイ州の所有する土地だが、山頂地域はハワイ大学が科学保護地域としてその管理を委託されており、ここに8.2 mすばる望遠鏡、2基の10 mケック望遠[…]

ルナ計画 Luna Project

旧ソ連の月探査計画。1959年のルナ1号から1976年までの間に失敗したものを含めて40機以上の月探査機を打ち上げている。3回の失敗の後、1959年1月に打ち上げられたルナ1号は月面から6000kmまで近づき、地球重力圏[…]

レドーム radome

電波望遠鏡や電波アンテナを保護するために設けられたドーム。英語の発音通りのレイドーム、あるいはレードームと書かれることもある。電波を透過する材質で作られるので、光学望遠鏡のドームのような開口部はなく、望遠鏡を完全に覆って[…]