天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"飞机 引流✅SMMFS.COM✅订阅者电报会员,Sor"の検索結果(25件)

宇宙検閲官仮説 cosmic censorship hypothesis

重力崩壊の最終段階では物質のエネルギー密度や時空の曲率が無限に大きくなり一般相対性理論で扱う時空の概念が破綻する。このような領域を特異点、あるいは特異領域というが、現在のところ特異点を支配する物理法則は知られておらず、し[…]

エネルギー運動量テンソル energy-momentum tensor

時間あるいは空間一定面を横切るエネルギーおよび運動量の流束を表す物理量で、 2階のテンソルで表現される。流体静止系では、エネルギー密度(時間・時間成分) および運動量密度(空間・時間成分)、エネルギー流束(時間・空間成分[…]

オウムアムア 'Oumuamua

史上初めて観測された恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)。2017年10月19日、マウイ島のハレアカラ山頂にあるサーベイ観測専用のパンスターズ望遠鏡(Pan-STARRS1:PS1)によって発見された。 太陽からの脱[…]

ガス吸収フィルター gas absorption filter

太陽系外惑星の重要な検出方法であるドップラー法では、観測される輝線や吸収線の波長が実験室での波長とどれだけずれているかを精確に測定する必要がある。この際、観測機器などに起因する系統誤差を小さくする代表的方法の一つとして、[…]

ガスセル gas absorption cell

ガス吸収セルあるいはガス吸収フィルターとも呼ばれる。高分散分光器を用いたドップラー法による太陽系外惑星の検出では、波長を高精度で測定する必要がある。恒星のスペクトルと、同じ経路に置かれた特定のガスのスペクトルとを同時に比[…]

観測ロケット sounding rocket

赤外線や紫外線観測など地球大気の影響で不可能な観測を行うために打ち上げるロケット。人工衛星のように地球周回軌道に乗るのではなく、弾道飛行を行うロケット自身に観測装置が搭載され、落下までの間に観測を行う。多くの予算と開発期[…]

吸収係数 absorption coefficient

電磁波が物質中を透過する際に、どの程度の割合が吸収によって弱くなるかを示す係数。 一様な物質中を電磁波が透過するとき、ほとんどの場合は、入射強度に対して一定の割合だけ吸収が起こり、その程度は透過距離に比例する。[…]

吸収線 absorption line

スペクトル中で、特定の波長で強度が弱い部分。暗線ともいう。観測者から見て、高温の連続光源の手前に低温度のガスがある場合に観測される。太陽スペクトル中のフラウンホーファー線は代表的な吸収線である。吸収線スペクトル、スペクト[…]

吸収線スペクトル absorption line spectrum

吸収線を含むスペクトル。 通常の星のスペクトルは吸収線スペクトルである。太陽の可視光域に見られる吸収線はフラウンホーファー線と呼ばれる。

吸収断面積 absorption cross section

物質による電磁波の吸収の効率を表す物理量。一定の強度で入射する単色電磁波がある場合、入射波の進行方向に垂直な単位平面を単位時間当たりに通過するエネルギーを入射波の強度 F とし、物質に吸収される電磁波のエネルギーを単位時[…]

銀河間吸収 intergalactic absorption

銀河やクェーサーから出た光がわれわれに届くまでに銀河間空間の物質によって吸収されること。銀河間空間にはさまざまな規模のガス雲や希薄なガスが存在している。それらのほとんどは暗すぎて直接検出することはできないが、もし背後に明[…]

クェーサー吸収線系 quasar absorption line systems

クェーサーのスペクトルに見られる多数の吸収線を指し、われわれとクェーサーとの間の宇宙空間にある物質がクェーサーからの光を吸収することによって起こる。特に、ライマン系列のライマンα(アルファ)輝線よりも短い波長側には、宇宙[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

シャックハルトマンセンサー Shack-Hartmann sensor

光波面のゆらぎを測定するための装置。望遠鏡で参照星を観測するとき、入射瞳位置に置いたマイクロレンズアレイで入射光束を小開口に分割し、それぞれのレンズが結像する多数の参照星像の位置を測定する。大気のゆらぎで光波面が乱される[…]

星間吸収 interstellar absorption

星間空間を電磁波が、伝搬する途中で星間空間の物質に吸収されること。 実際には物質による吸収と散乱があり、その両方の効果を合わせて減光と呼ぶ。星間吸収を星間減光と同じ意味に用いることもある。

大気吸収 atmospheric absorption

地球大気中の分子による光の吸収。可視光では大気吸収はほとんどないが、紫外線は窒素分子や酸素分子により大部分が吸収され、赤外線は水蒸気や二酸化炭素、メタン、オゾンなどにより特定の波長で吸収される。大気吸収の小さい波長帯は大[…]

TES Transition Edge Sensor (TES)

ボロメータを参照。

波面センサー wavefront sensor

望遠鏡や観測装置の光学系の誤差測定や大気ゆらぎによる波面誤差測定に用いる測定装置。波面誤差の1次微分(波面傾斜ベクトル)の分布を測定するシャックハルトマンセンサー、波面誤差の2次微分(波面曲率)の分布を測定する波面曲率セ[…]

BALクェーサー Broad Absorption Line (BAL) quasar

窒素、炭素、シリコンなどの高階電離原子(N V, C IV, Si IV)による、幅が広くて(10000-30000 km s-1)かつ青方偏移した吸収線をもつクェーサー。高い柱密度の濃いガスが視線方向に高速で吹き出てい[…]

ピアッツィ Piazzi, Giuseppe

ピアッツィ(Giuseppe Piazzi;1746-1826)はイタリアの天文学者、神学者。しばしばピアッジ、ピアッチとも記される。最初の小惑星、ケレス(Ceres)の発見者。イタリア北部のポンテ・イン・ヴァルテッリー[…]