天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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IXPE衛星 IXPE satellite

(Imaging X-ray Polarimetry Explorer) NASAとイタリア宇宙機関の協力により、2021年12月9日にケネディ宇宙センターからスペースX社のファルコン9ロケットで打ち上げられたX線 偏[…]

アストロバイオロジー astrobiology

宇宙において生命の起源、進化、分布、および将来について研究する学問分野。1996年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が「アストロバイオロジー・プログラム」を立ち上げて発展を主導した。この時のキャッチフレーズとなった学問名称[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

移流優勢流 advection-dominated accretion flow

降着円盤内の降着流のモデルの一つで、移流が優勢なもの。英語のAdvection-Dominated Accretion Flowを略してADAFともいう。(乱流や熱拡散などを伴わない流れを移流という。) 高温で低密度の[…]

宇宙の大規模構造 large-scale structure of the universe

宇宙空間における銀河の分布には特徴的な疎密が見られる。大部分の銀河は、銀河団及び銀河団をつなぐフィラメント状構造に属しており、このフィラメントに囲まれるようにしてボイドと呼ばれる低密度の領域が存在する。銀河団とそれらをつ[…]

EGRET検出器 Energetic Gamma Ray Experiment Telescope (EGRET) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたGeV領域ガンマ線の検出器。スパークチェンバーとNaIシンチレーション検出器を用いたカロリメータ、および反同時計数検出器を備え、ガンマ線を検出器内で起こした対生成過程でつくられた電子・陽[…]

逆行惑星 retrograde exoplanet

太陽系の惑星は、その自転軸と公転軸がなす角度は約10 度以内で一致する。また、標準的な惑星形成モデルによれば、恒星の自転軸と惑星の公転軸は一致し、かつ、同じ向きを持つと考えられる。この角度を天球上に射影した角度は、ロシタ[…]

逆行 retrograde motion

何らかの基準に対して同じ方向に運動することを順行、逆方向に運動することを逆行という。 1.  公転の逆行 公転の順行あるいは逆行には大きく2通りの考え方がある。一つは惑星と同じように黄道の北極方向から見て反時計回[…]

逆行衛星 retrograde satellite

逆行軌道にある衛星のこと。衛星の公転の逆行あるいは順行には2通りの考え方がある。一つは黄道の北極方向から見て反時計回りに公転する場合を順行、時計回りに公転する場合を逆行とするもの、もう一つは中心天体である惑星の自転と同じ[…]

グレートアトラクター Great Attractor

天の川銀河(銀河系)の中心に近い方向(銀経307度、銀緯+9度)で後退速度4350±50 kms-1(ハッブル定数を75 kms-1Mpc-1とすると距離約60 Mpc=2億光年)の位置にあり、局所超銀河団の銀河を引き寄[…]

コア集積モデル core accretion model

木星型惑星は中心のコアの周りに、水素とヘリウムを成分とする層(エンベロープ)をまとっている。この層の起源として、微惑星の集積によって成長した固体の原始惑星が重力によって周囲の原始惑星系円盤のガスを捕獲したという考えを、コ[…]

降着 accretion

中心にある重い天体(原始星、恒星、白色矮星、中性子星、ブラックホールなど)の重力に引き寄せられて周囲から物質(主にガスやダスト)が落下してくること。質量降着(mass accretion)という場合もある。 落下する物[…]

降着円盤 accretion disk

恒星やブラックホールなどの天体に周囲からガスが落ち込む場合、角運動量をもっているガスは主星にはまっすぐに落ちず、主星の周りにリングを形成し、 それが広がって円盤になる。これを降着円盤という。 質量M の点源の周りを円運動[…]

降着時間 accretion time

質量降着の継続時間。質量降着で輝く天体のアウトバーストの継続時間に対応する。たとえば古典新星、X線新星、ガンマ線バーストなどの継続時間である。

降着トーラス accretion torus

活動銀河核の大質量ブラックホールの周りに形成される低温で光学的に厚い(光学的厚さが大きい)物質。太いリング(トーラス)状になるのでこの名前がある。大質量ブラックホールへ周囲から質量降着してくる物質の一時的な溜まり場である[…]

降着流 accretion flow

中心天体への降着に伴う流れのこと。

事象の地平線 event horizon

時間方向に無限の未来まで行っても見えない時空の閉じた領域がある場合、その境界面を事象の地平線または事象の地平面という。イベントホライズンという英語名がそのまま用いられることも多い。 事象の地平線は未来方向に終点をもたな[…]

質量降着 mass accretion

天体へ周辺のガスが降着する現象をいう。 原始星は周辺の星間分子雲ガスが質量降着することで進化し成長する。また高密度星の連星系では相手の恒星(伴星)の表面のガスが高密度星に質量降着することでその質量を増加させたり、位置エ[…]

多世界解釈 many worlds interpretation

エベレット(H. Everett III)により提唱された量子力学の観測問題の解釈の一つ。コペンハーゲン解釈では、観測を行うと観測値に波動関数が収縮する、としているが、多世界解釈では観測者も系の一部であり量子力学的に振舞[…]

ハーシェル, ジョン Herschel, John Frederick William

英国の天文学者、数学者、化学者、写真術の開拓者、発明家(1792 - 1871)。多くの分野で業績を挙げた万能科学者と言ってよい。父親は天王星の発見などで知られたウィリアム・ハーシェルで、その妹で同じく天文学者のカロライ[…]