天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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A型星 A-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属し、B型星よりも低温の星。表面温度は~9,600(K)。質量は太陽の2倍程度。水素のバルマー線が最も強い。主な吸収線は電離金属線(MgII、SiII)。例、シリウス A1。 スペク[…]

外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系外縁天体を参照。

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

壊変 radioactive decay

放射性崩壊を参照。

核宇宙年代学 nucleocosmochronology

宇宙年齢に匹敵するほど長い半減期を持つ放射性元素を核時計として用い、古い世代の星における元素組成から宇宙・銀河・恒星などさまざまな天体の進化史を研究する学問分野。トリウム232(232Th; 半減期140.5億年)やウラ[…]

局所超銀河団 Local Supercluster

天の川銀河(銀河系)の属する超銀河団。1950年代にドゥ・ボークルールによってその存在が指摘されたが、実際に存在するかどうかについては議論が続いた。明るい銀河の赤方偏移サーベイが進んでその存在が実証された。 半径20メ[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

近日点 perihelion

太陽系内の天体が運動していくとき、その軌道上で最も太陽に近づく点のこと。軌道としては、一般に、楕円、放物線、双曲線が考えられるが、いずれの場合にも太陽に最も近づく点が存在するので近日点が定義できる。離心率が0、すなわち円[…]

グレアム山国際天文台 Mount Graham International Observatory

アメリカ合衆国アリゾナ大学のスチュワード天文台が運用する天文台の一つ。アリゾナ州グレアム山(標高3210m)にあり、大型双眼望遠鏡(スチュワード天文台)、ハインリッヒヘルツサブミリ波望遠鏡(アリゾナ大学アリゾナ電波天文台[…]

Kコロナ K corona

連続光で観測される太陽コロナ。コロナ(太陽の)、Eコロナも参照。

ゴーント因子 Gaunt factor

電離ガス中の制動放射(自由-自由放射)において、古典力学に基づくモデル計算に対する補正係数をいう。非常に大雑把な近似計算と比較すると陽イオンのそばを電子が通過するときの衝突係数bの実際的な最大値と最小値をbmaxとbmi[…]

広輝線領域 broad line region

活動銀河核のスペクトルに見られる幅の広い(数千km s-1)許容線の源となっている領域のことで、降着円盤からの紫外線によって電離されたガスでできていると考えられている。領域の大きさは0.1パーセク(0.1 pc=0.3光[…]

シーイング seeing

点光源である恒星を地上から観測するとき、地球大気中の温度ゆらぎのため、屈折率分布にわずかな乱れが生じ、星像が揺れたり、ぼけたりして、完全な光学系で得られるはずの回折限界より、拡がった像となってしまう。この大気ゆらぎによる[…]

時角 hour angle

時角Hとは、子午線を基準に、天の赤道に沿って東から西向きに天体まで測った角距離。 すなわち、その天体が南中してからの経過時間と言ってもよく、時角Hが0のときに天体は南中する。グリニッジ恒星時Θ、観測地点の経度λ、天体の赤[…]

シュバルツシルト半径 Schwarzschild radius

シュバルツシルト(K. Schwarzschild)はアインシュタイン方程式を、中心にのみ質点があり、その周囲の空間は等方的という条件で解いた。それがシュバルツシルト解(1916)である。それによると位置 r に置いた時[…]

衝撃波 shock wave

流体にはその圧縮性にともなって粗密波である音波が生じる。音波は、その振幅が小さい間は線形の波として振る舞う。流体力学の方程式が持つ非線形性のために、振幅の大きな波の伝搬速度が速くなり、もともと正弦波的であってもその波形が[…]

赤方偏移サーベイ redshift survey

銀河系(天の川銀河)外の天体(通常は銀河)で一定の条件を満たすものをくまなく分光観測してその赤方偏移を測るサーベイ観測。赤方偏移(後退速度)からは距離が求められるので、赤経、赤緯(赤道座標系)の情報と合わせて天体の3次元[…]

双極子モーメント dipole moment

微小間隔離れた物理量の対を双極子と呼ぶ。電磁気学の場合、絶対値が同じで符号が違う電荷の対を双極子と呼び、電荷の絶対値と間隔の長さの積を双極子モーメントという。 電磁気学以外では一般に、考えている物理系の内部の1点を原点[…]

地球時 terrestrial time(TT)

地上観測のための時刻系。地球時の歩度(進み具合)は地心座標時(TCG)の定数倍で、単位は国際単位系の1秒に等しい。すなわち、d(TT)/d(TCG)=1-LGである。ここでLG= 6.969290134×10-10は地球[…]

DLA DLA

クェーサー吸収線系であるライマンα吸収線の中で、中性水素柱密度が1020-1022 cm-2 と非常に高い場合、吸収線に減衰ウィングと呼ばれる線輪郭を示すものがあり、これを減衰ライマンα吸収線系(Damped Lyman[…]