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Ⅰa型超新星 type-Ia supernova

星が進化の果てに明るく爆発する現象を超新星と呼ぶが、その超新星の一種。水素のスペクトル線が見られるⅡ型と見られないⅠ型とに大別されるが、I型でもシリコンのスペクトル線が見られるものがⅠa型と分類される。 Ⅰa型は、連星[…]

キロノバ Kilonova

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という[…]

SEEDS SEEDS

すばる望遠鏡に搭載された高コントラストカメラHiCIAOと補償光学系AO188を用いた直接撮像法による太陽系外惑星および星周円盤の探査プロジェクトのこと。Strategic Explorations of Exoplan[…]

シンクロトロン放射 synchrotron radiation

光速に近い速度の荷電粒子(主に電子)が磁力線の周りを円運動しながら進むときに放出される電磁波。シンクロトロン放射光は連続スペクトルを示し、指向性が強く、偏光度が高い。活動銀河核の中心にあるブラックホール周辺からのジェット[…]

潮汐加熱 tidal heating

惑星の近傍を衛星が公転しているとき、衛星の各部分で惑星から受ける重力の強さが異なることが原因で、衛星の形状は球からずれた形に変形する(潮汐を参照)。衛星の軌道が楕円であるとき、この潮汐作用による変形の仕方が衛星の公転運動[…]

はやぶさ2探査機 Hayabusa2 Spacecraft

宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさ探査機の後継機。直径約900 mの小惑星であるリュウグウ(Ryugu)の詳細な観測とサンプルリターンを目的とした。リュウグウは、はやぶさ探査機がサンプルを持ち帰ったイトカワと同じ[…]

ピアッジ Piazzi, Giuseppe

イタリアの天文学者(1746-1826)。最初の小惑星ケレス(Ceres)の発見者。彼はマルタ大学の数学主任になり、レヴェンナでの数学・哲学教授の職を経てローマに行き、パレルモ大学の天文学教授に就任した。パリ、ロンドンへ[…]

光格子時計 optical lattice clock

複数本のレーザー光から作られる空間的な干渉縞(光格子)の中に、絶対零度近くまで冷却した多数のストロンチウム原子を閉じこめ、それらの原子が吸収あるいは放射する光の振動数を精密に測定して時刻の単位にする時計。時計に使う遷移に[…]

弱い重力レンズ効果 weak lensing effect

遠くの銀河から発せられた光が、途中で手前の銀河や銀河団のような強い重力場を通過するときに光路を曲げられ、銀河の形がゆがんだり増光したりして観測される現象を重力レンズという。そのうち、ゆがみや増光の程度が比較的小さなものを[…]

ΛCDMモデル ΛCDM(lambda cold dark matter)model

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルのうち、 ダークエネルギーと冷たいダークマターを含む加速膨張する宇宙モデル。ダークエネルギーは宇宙項(フリードマン方程式でΛで表される)に対応し、冷たいダークマター[…]

レーマー Roemer, Ole Christensen

デンマークの天文学者(1644-1710)。木星衛星の食現象の観測から、光速度に関する定量的な数値を1676年に初めて求めた。デンマークで天文学を研究しているとき、パリ天文台からティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)[…]