天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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明けの明星 morning star

夜明け前から薄明にかけて、東の空に明るく輝いて見える金星の俗称。 図の内惑星を金星とすると、西方最大離角近くの位置にあるときに明けの明星となる。宵の明星も参照。

アレシボ天文台 Arecibo Observatory

米国の自治領であるプエルトリコのアレシボにある米国立天文電離層センター(NAIC)の電波天文台。コーネル大学とアメリカ空軍研究所の研究者らが中心となり、アメリカ国防高等研究計画局が資金を出して建設、1963年に完成した口[…]

宇宙の晴れ上がり 対応する英語なし

宇宙の晴れ上がりとは、ビッグバンによる宇宙誕生の約38万年後、赤方偏移にしてz = 1090の頃に、たとえて言えば、「濃い霧がかかったようになにも見えなかった状態から霧が晴れてくっきり景色が見える状態」へと宇宙の状態が変[…]

うるう秒 leap second

閏秒とも書く。日常生活で用いられている協定世界時(UTC)と世界の時刻基準として用いられている国際原子時(TAI)とのずれが0.9秒を越えないように、UTCに挿入あるいはUTCから削除される秒のこと。うるう秒を挿入(ある[…]

運動量保存則 conservation of momentum

質量 $m$ の物体が速度 $v$ で運動しているとき、両者の積 $mv$ を運動量と呼ぶ。2つの物体が衝突する場合、外部から力が働かなければ、衝突の前後でそれぞれの物体の速度は変化するが運動量の和は変化しない。これを運[…]

鉛直線偏差 deflection of the vertical

地球上のある地点における鉛直線の方向は、概ねその地点の測地学上の経度・緯度の基準となる準拠楕円体(地球の形状、より正確には地球の等重力ポテンシャル面であるジオイド面に近い回転楕円体のこと)に降ろした垂線の方向に近い。しか[…]

掩蔽 occultation

観測している天体と観測者の間を他の天体が通過するために、観測している天体が隠される現象のこと。通常、観測者から見て近い方の天体の方が見かけの大きさが大きく、遠方にある天体を完全に隠す場合のことをいう。月による掩蔽を特に星[…]

外合 superior conjunction

合を参照。

会合周期 synodic period

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て[…]

客星 guest star

中国や日本での古い記録上で、突発的に現れた天体の総称として用いられた言葉。「かくせい」と読むこともある。新星や超新星、彗星などが対応している。

逆たたみ込み deconvolution

たたみ込み(コンボリューション)の逆操作のこと。 たたみ込みを参照。

逆行 retrograde motion

何らかの基準に対して同じ方向に運動することを順行、逆方向に運動することを逆行という。 1.  公転の逆行 公転の順行あるいは逆行には大きく2通りの考え方がある。一つは惑星と同じように黄道の北極方向から見て反時計回[…]

矩 quadrature

矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。 太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑[…]

ケプラーの法則 Kepler's laws

ケプラー(J. Kepler)がティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)による惑星の観測データを解析して発見した惑星の軌道や運動についての法則のこと。第1法則、第2法則、第3法則がある。これらは、それぞれ次のようになる[…]

原子秒 atomic second

原子時計で決められている1秒のこと。セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9192631770周期の継続時間である。国際単位系の1秒の定義でもある。

合 conjunction

ある天体から見た2天体の黄経または赤経が一致するときを指す。たとえば、惑星が地球から見てちょうど太陽方向に来るような場合がこれであり、地球よりも内側の軌道を回る内惑星(水星や金星)の場合、惑星が地球から見て太陽の向こう側[…]

光行差楕円 aberrational ellipse

天体の位置を地球から観測すると、その方向が1年周期で変化して見える。これは地球の公転運動による光行差のためであり、年周光行差と呼ばれる。年周光行差によって天体が見える方向がずれていく様子を1年間描いてみると、一般的には楕[…]

恒星日 sidereal day

恒星日とは恒星時0時から次の恒星時0時までの時間のこと、すなわち、春分点が南中してから次の南中までの時間である。春分点そのものも歳差・章動により変動するが、1日における変動量は十分小さいので、地球が恒星に対して360°自[…]

黄道 ecliptic

天球上における太陽の平均的な通り道のこと。あるいは、地球が太陽の周りを公転するときの平均の軌道面(黄道面)と天球の交線といってもよい。厳密には地球-月重心の平均軌道角運動量ベクトルに垂直な面として定義される。太陽系のすべ[…]

再結合 recombination

自由-束縛遷移を参照。