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ミューオン muon

素粒子の一つで、電子と同じ電荷を持つ、第二世代のレプトンのこと。ミュー粒子ともいう。 質量は1.9x10-28 kg、寿命は2.2x10-6秒で、電子と反電子ニュートリノ、ミューニュートリノに三体崩壊する。 &n[…]

ミラ型変光星 Mira variable

漸近巨星分枝段階の赤色巨星にみられる周期の長い脈動変光星。くじら座ο(オミクロン)星のミラに代表され、変光周期は1年程度、変光の振幅は2.5等以上で、実視等級では10等もの変光を示す天体もみられる。周期と光度の間に相関が[…]

メシエカタログ Messier catalog

18世紀に彗星を探していたフランスの天文学者メシエ(C. Messier, 1730-1817)が彗星と紛らわしい拡がった天体のカタログとして作成したもの。メシエカタログに含まれる天体は頭文字Mの後にカタログ掲載の順番号[…]

陽子 proton

正の電荷の単位となる粒子で中性子とともに原子核の構成要素。陽子と中性子を合わせて核子ということがある。質量は中性子より僅かに軽い約1.673×10-27 kg。陽子と中性子は電荷の違い以外は、その性質がよく似ているので核[…]

四つの力 four forces

自然界で働く力を作用毎に整理して、素粒子(基本粒子)に働く力として最終的にまとめられた強い力、弱い力、電磁気力および重力の四つの力のこと。強い力と弱い力は、電磁気力よりも強い、あるいは弱いという理由でこの名前がついた。強[…]

リオフィルター Lyot filter

水晶や方解石などの複屈折結晶の性質を利用した狭帯域フィルターで、フランスのリオ(B. Lyot)が1930年代に開発した。偏光板-複屈折結晶-偏光板の基本要素を何段か組み合わせて構成される。結晶厚を1倍、2倍、4倍、8倍[…]

緑閃光 green flash

日の出時(もしくは日没時)に太陽が地平線もしくは水平線から昇ってくるとき(もしくは沈んでいくとき)に短時間だけ見られる現象で、太陽の上方の弧付近が短時間だけ緑色に輝くこと。英語のままグリーンフラッシュと呼ばれることも多い[…]

ルメートル Lemaître, Georges

ルメートル(Georges Lemaître;1894-1966)はベルギーの宇宙論学者。膨張宇宙モデルを提案した。ベルギーのカソリック大学で学んだ。第1次世界大戦後、ケンブリッジ大学で天文学を学び、エディントンから宇宙[…]

レプトン lepton

素粒子の分類の一族で、スピンが半整数の粒子をフェルミオンというが、その中で最も基本的な粒子はスピン1/2を持つ。スピン1/2をもつ粒子にはクォークとレプトンの2種類がある。クォークはバリオン数を持ちすべての相互作用をする[…]

ローレンツ線輪郭 Lorentz line profile

スペクトル線輪郭の成分の一つで、減衰部に対応するもの。ハイゼンベルク(W. Heisenberg)の不確定性原理によるスペクトル線の広がり(自然幅)や、スペクトル線形成に関わる原子(あるいはイオンや分子)と他の原子などと[…]

ロシター-マクローリン効果 Rossiter- McLaughlin effect

太陽系外惑星のトランジット(トランジット法参照)中に、中心の恒星のスペクトル線の波長が時間と共に偏移する効果。ロシター効果と呼ばれることもある。 自転している恒星を見ると、恒星面の半分は近づき、半分は遠ざかるので、ドッ[…]