天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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スピキュール spicule

太陽の彩層に存在する針状の構造。彩層下部から噴出するジェットだと考えられており、平均的には断面が600 km程度、高さは6000 kmから10000 km程度のものが多い。平均速度は25 km s-1である。

スピッツアー Spitzer, Lyman Strong, Jr.

スピッツアー(Lyman Spitzer Jr.;1914-97)はアメリカの理論物理学者・天文学者。オハイオ州トレド生れ、イェール大学に学び、プリンストン大学で1938年に天体物理学で学位を取得。33歳でラッセルの跡を[…]

スピッツアー宇宙望遠鏡 Spitzer Space Telescope

宇宙の起源、銀河、太陽系外惑星、原始惑星系円盤、星など多様な 天文学課題の解明のためにアメリカ航空宇宙局(NASA)によって開発された天文台型の赤外線宇宙望遠鏡。口径が85cmの軽量化ベリリウム主鏡を採用し。3-160 […]

スピリット Spirit

アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星着陸探査機。火星表面の地質を観察して岩石を分析した2機のマーズローバの1つ。2003年6月10日に打ち上げられ、2004年1月3日に、火星赤道域のグセフクレーターに着陸した。着陸船その[…]

スピン spin

スピン角運動量を参照。

スピン温度 spin temperature

量子力学的なスピンの励起状態を表す温度。 量子力学によると粒子の自転角運動量に相当するスピン角運動量の微視的状態は離散的なレベルに分かれる。その各レベルへの分布確率は熱平衡状態ではボルツマン分布に従う。そのボルツマン分[…]

スピン角運動量 spin angular momentum

電子やクォークなどの素粒子や、それらから構成される複合粒子であるハドロン、原子核、原子などが持つ量子力学的な自由度の1つであり、古典論における自転角運動量に相当する量子力学的な角運動量の概念である。単にスピンとも呼ばれる[…]

スピン-軌道相互作用 spin-orbit interaction(coupling)

電子のスピン角運動量と電子の軌道角運動量の相互作用のこと。本質的には量子力学的な効果で生じるが、定性的には古典論からの類推として以下のように説明することも可能である。電子は、そのスピンに対応して磁気モーメントを持つ。これ[…]

スピン-スピン相互作用 spin-spin interaction

原子の原子核の持つ核スピンと電子の持つスピンが同じ方向を向いている場合はエネルギーは高く、反平行のときはエネルギーが低い。このような相互作用をスピン-スピン相互作用という。この2つのエネルギー状態を遷移することによって生[…]

スプートニク衛星 Sputnik Satellites

旧ソ連が打ち上げた最初の人工衛星。1957年10月4日に打ち上げられたスプートニク1号は地球を周回する人類最初の人工衛星であった。1961年3月のスプートニク10号まで打ち上げられそれ以降はコスモスシリーズとなった。2号[…]

スプレイ spray

H𝛂線で観測される、太陽フレアから細く絞られたジェット状の形にガスが加速される現象。その発生から数分で500-1200 km s-1まで加速され、多くは太陽の脱出速度(約600 km s-1)を越え、より低速のサージと区[…]

スペースシャトル space shuttle

アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した世界初の有人飛行ができる再使用型宇宙船。最大7人の乗員と貨物を搭載でき、人工衛星の運搬、無重力状態を利用した科学実験、国際宇宙ステーションの建設などに使われた。1981年の初飛行以[…]

スペースVLBI space VLBI

1つ以上の素子アンテナを人工衛星に搭載して実現する超長基線電波干渉計のこと。地球上に設置されたアンテナだけで構成する超長基線電波干渉計(VLBI)では、最大基線長を地球直径以上に離すことができないため、観測周波数を指定す[…]

スペース望遠鏡 space telescope

宇宙望遠鏡を参照。

スペクトル spectrum

電磁波をプリズムや回折格子などの分散素子に通して得られる波長ごとの強度分布を示す画像やグラフのこと(電磁波以外の信号や 人文社会科学などでも様々な対象に対してスペクトルという言葉が 用いられるがここでは触れない)。 電[…]

スペクトルエネルギー分布 spectral energy distribution(SED)

スペクトルとほぼ同じ意味であるが、波長あるいは振動数(周波数)の関数としてグラフで表現される電磁波の強度分布に注目する場合に使われる用語。研究分野ではSEDと省略されることが多い。 多数の星からなる銀河の紫外-可視光-[…]

スペクトル型(小惑星の) spectral type

可視光域から近赤外域までの反射スペクトルから小惑星を分類したもの。スペクトル型、すなわち小惑星の色は、表層物質の組成や宇宙風化度を反映している。基本的な分類は、Cタイプ、Dタイプ、Sタイプ、Vタイプ、Xタイプの5種類に分[…]

スペクトル型(星の) spectral type

スペクトルによる恒星分類で用いられるグループ(下の表参照)。星の放射スペクトルには、連続光成分に加え星の大気中の原子や分子によるスペクトル線吸収が現れる。この吸収スペクトルの種類と強度により、星のスペクトル型が定義される[…]

スペクトル指数 spectral index

天体からの電磁波の連続スペクトルの形状を表す数値。天体のスペクトルが指数関数で近似できるとき、単位振動数あたりの電磁波の強度を $f_\nu$、振動数を$\nu$ として、$f_\nu\propto\nu^{\alpha[…]

スペクトル線 spectral line

スペクトル中の輝線と吸収線を合わせた呼び名。原子中の電子が2つのエネルギー準位の間を遷移するときに生じる。光子からエネルギーを吸収すると低い準位にあった電子が高い準位に遷移する。逆に、電子が高い準位から低い準位に遷移する[…]