天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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温度ゆらぎ temperature fluctuations

宇宙マイクロ波背景放射の放射温度はほとんど等方的(全天でほぼ同じ温度)であるが、場所(方向)ごとにわずかに高低があってゆらいでいる。これを温度ゆらぎという。放射温度の等方性は宇宙が大きなスケールで一様等方であることを示す[…]

カーチス Curtis, Heber Doust

ヒーバー・カーチス( Heber Doust Curtis;1872-1942)はアメリカの天文学者で、古典学者、言語学者でもある。ミシガン州マスキーゴンで生まれ。ミシガン大学で古典語を修め1894年にラテン語の教授に就[…]

カーネギー天文台 Carnegie Observatories

太陽物理学者ヘール(G.E. Hale)が1904年にカーネギー研究所の支援を取り付け、カリフォルニア州パサデナ近郊のウィルソン山に太陽観測所として開設した天文台。その後、60インチ望遠鏡、100インチフッカー望遠鏡を建[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

ガイガー-ミュラー計数管 Geiger-Müller counter

中心にワイヤを挿入したガラス管にアルゴンなどの不活性ガスを封じ込めて、アルゴンなどの不活性ガスを中空の円筒型真空容器に封入し、容器の中心軸にワイヤを張る。ワイヤに正の高電圧を印加すると、荷電粒子が通過する際にガスを電離([…]

皆既日食 total eclipse

日食を参照。 皆既日食のようす 2006年3月29日の皆既日食(トルコ・シデにて撮像)(クレジット:国立天文台) ECLIPSE 2006 IN TURKEY

会合周期 synodic period

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て[…]

回折 diffraction

波が障害物の背後に回りこむ現象を回折という。電磁波、音波、表面波や量子力学的波動などすべての波に見られる。回折効果は障害物の大きさと波長が同程度のときに著しく観察される。障害物の形状や配置により、回折された波が干渉して回[…]

回折環 diffraction ring

エアリーパターンを参照。

回折限界 diffraction limit

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、 […]

回折格子 diffraction grating

光の回折と干渉の性質を利用した分光素子。平面基板上に溝を刻線した平面回折格子が多用されるが、ローランド凹球面に刻線した凹面回折格子もある。反射で使うものと透過で使うものにより、反射型と透過型がある。また、透過型の一種とし[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

ガイド(天体追尾) guiding

天体を観測するときに望遠鏡の追尾誤差を改善する手法。望遠鏡は駆動系などの不完全さから天体を完全にとらえ続けることができない場合が多い。その際に、目的の天体、もしくはその近くにある天体(ガイド星)からの光を利用して望遠鏡の[…]

ガイド望遠鏡 guiding telescope

観測に用いる望遠鏡に同架してガイドのために用いる口径の小さい望遠鏡。一般に口径が小さい望遠鏡は写野が広いため、ガイド星(案内星)を探しやすいというメリットがある。しかし、大型望遠鏡ではほとんどガイド望遠鏡を用いない。望遠[…]

カイパー Kuiper, Gerard Peter

カイパー(Gerard Peter Kuiper;1905-73)はオランダ生まれのアメリカの天文学者。1933年にライデン大学で学位取得後アメリカに移住し、1936年からはヤーキス天文台に勤務、1950-52年の間ヤー[…]

カイパー飛行機搭載天文台 Kuiper Airborne Observatory

地上からは困難な赤外線観測を行うための望遠鏡を搭載した飛行機天文台。軍用輸送機C-141Aの民間改良型をベースに防震装置に載せられた口径91.5 cmの望遠鏡を機体前部側面に搭載する。大気中の水蒸気による吸収のために近赤[…]

壊変 radioactive decay

放射性崩壊を参照。

解離 dissociation

分子を構成する原子(もしくはもとの分子よりも小さな分子)が離脱すること。 光解離領域、電離も参照。

解離定数 dissociation constant

化学平衡状態にある可逆的解離反応において、解離した化合物と解離していない化合物との比を解離定数と呼ぶ。 の式で表される反応における成分Xの濃度を[X]で表すことにすると、 解離定数 $K_d$ は と表される[…]

解離平衡 dissociation equilibrium

分子の生成率と解離率がつり合っている状態。電離平衡、解離も参照。